ランクヘッドとの打ち上げでボーカル小高君と熱く語った後、ホテルにてこれを書いている。
色んな事を思い出した。
大阪で週九回のストリートをした日々。沢山の人が立ち止まってくれる日もあれば誰も立ち止まってくれない日もあった。
立ち止まってくれない日は「今日は寒い日だから」 「たまたまやな」
そうやって折り合いをつけて、次の日にはストリート。
東京に出てきて、スナックが一緒になってる一軒家で男11人で、共同生活。
クリスマスに同居人と掴み合いの喧嘩、次の日にはみんな笑顔。
原宿、新宿、吉祥寺、渋谷、大宮、井の頭公園で毎日ストリート。
「誰か俺達を見つけてくれ」
そう毎日思いながら、ティッシュ配りのように、下北沢のトイレの前でデモテープを配ったり、チケットとCDをセットにして販売したり。
ライブのマイナスを支払って、大阪から持ってきた貯金がすぐなくなったり。
二人しか見てくれてないライブハウスで死ぬ気でライブしたり。
コンビニの賞味期限切れのおにぎりで明日を食いつないだり。
いつか、絶対、全国に俺達の音を届けてやる!って、高田馬場の公園でビールで乾杯したり。
泥酔して道の真ん中に眠ってしまった俺を中原が助けに来てくれたり。
夢を持つ事は、全てを犠牲に出来る程の力を持つ。
振り返った訳じゃないけど、あの頃の僕らが今の僕らを支えてくれ、今を作っていく。
俺は今、怖いものなんてないと思っている。
無駄なものも、時間もなかったと言える。
これを読んでくれてるみんなに改めて言いたい。
「アンダーグラフを見つけてくれてありがとう」
ここからの僕らはさらに突っ走る予定です。
ライブでは、全てを預けてくれて構わない。
おまけもつけて、お返しします。