今日は一日、雑誌の取材やラジオのコメントを録ってました。 屋上での撮影や崖?のような所に登っての撮影やトンネルの中での撮影。
ちょっと疲れたけど色んな人に会い、色んな話をしたので充実してたな。
そろそろアルバムについての話をここでしとかないと、せっかくみんな読んでくれてるのに、他が先に出ちゃったら申し訳ないので、軽く話しておきます。
だってセカンドファンタジーってシングルをゆっくり聴いてほしいんだもんなー。
今回のアルバム、タイトル「呼吸する時間」
タイトルは収録曲が決まった最後の最後。
候補が僕の中で40個ぐらいあったんだけど、僕らが作る音ってのも、日々流れる時間にも、命ってものが勿論ないんだけど、音にも時間にも命を宿してあげれるような言葉をずっと探してた。
最終的に「呼吸する時間」。
このアルバムを聴く時ぐらいはゆっくり呼吸してほしいなって思えたし。みんな日々忙しくすごしてるもんな。
よく取材で何時からアルバム制作に入ってたんですか?って聴かれるけど、正直、アルバムを作るとかそんな事は今回全く考えず、曲が出来たらアレンジして、そしてレコーディングするってのを、一年間ずっと続けてきた。
だからセカンドファンタジーより前にレコーディングした曲もあるし、11月にレコーディングが終わった曲もある。
勿論ロンドンでレコーディングした曲もあるし、ロンドンでアレンジして帰国して2日後に日本でレコーディングした曲もある。
沢山曲も出来上がっていたが、アルバムタイトルが出てきたとき、頭の中に時計がフッと浮かんだ。
じゃあ12曲入りにしようってことになった。しかも限りなく1時間に近いアルバムにしたいな、と。
内容はね、あんまり語る事じゃないけど、雑誌のインタビューで答えちゃってるから、ここでも書くと、改めて並べられた曲を眺めると、大きく分けて2つの事を歌ってるなって自分で思う。
一つは大きな大きな、国、世界、地球。
もう一つは身近に転がる幸せな事や、記憶。
言いたいこと言えたよって感触で一杯。
それはメンバーそして、サウンドプロデュースの宅見君がその一曲一曲を最高のアレンジで返してくれたから。
アンダーグラフでよかったな。
とても堅い内容に思えるかもしれないけど、ユーモアも僕なりにたっぷり入れてある。
だから聞いてクスって笑える所もかなりある。
おっとこれぐらいにしとこうかな。じゃあ取材では言った事の無いエピソードをこれを読んでる人にだけ、、、。
アルバム最後の「ティアラ」って曲、友達の結婚式ってのに初めて出席して、その二人にプレゼントしようと書き始めたんだけど、その式に感動しすぎて、酔っ払って、ウルウルきて、さらに飲みすぎてベロンベロンに酔っ払ったまま新幹線に飛び乗り、降りるべき駅を思いっきり寝過ごしたんだよなー。
そんな2007年の全てがアルバムには入っております。期待しといてな!