親や男に頼って生きていたくないのです。
自分一人の力で生きていきたいのです。

もし私がそのように
自分一人の力で生きていけるのであれば
私はあなたと一緒にいたい
あなたの笑顔が可愛いから、
おバカな話、しているだけで楽くなるから。
あなたの温度が温かいから。
元気がない時は傍にいて抱き合って眠る、同じ夢をみる。

でも今の私にはそんな力がない。
何をどうしたってうまくいかない。
居場所すら、自分で捨ててしまった。
人と関わるのとか、もう、いいや。

このままじゃいけない。
このままじゃいけない。

隣で眠りこけているあなた。
お疲れさまです、私の悩みには差程の興味はなく
ただ私がここで眠っていれば良いということ。
お互いのエゴが、愛が、全然違うベクトルをさしているよね。
あなたには真っ赤なハートマークを
たくさん投げつけてやりたいのです。

私のことが好きすぎて
参ってしまってる
可愛い笑顔
そのうちに倒れてしまいそうな。
10キロくらいはあるんじゃないかと思う荷物
あの人の部屋に持ち込んだ服や化粧品、夏の置き去り
こんなにたくさんあっただなんて思わなかった
両手にずっしりのしかかる重量感にうんざりしながらも
顔を上げて、歩調が緩んでしまわないように、人混みをすり抜けて

これは、思い出の深さではなく
愛の重さでもなく
あの人のずっと抱えさせていた、負荷なのだと
気づいてしまった、悲しい

結局のところ本音では私のことを
考えの浅い甘えた子供なのだと、見下ろしていたんだ
それに気づいていながら、許されたいと思っていた
優しいあの人が見下すだけのことはあった

ずっと傍に、誰よりも近い距離で
幾つもの季節をあの人となら、越えていけると
まだまだし足りないことがたくさんあった

続きは他の誰かと
最後まで自分勝手で、本当に
最初で最後のラブレターです。
読み終えたら、是非破いて捨てて下さい。

これは今年の春に買った、誕生日プレゼントです。
自分だけ誕生日プレゼントをもらうのも気がひけるので
慌てて用意したものなんだけど、お金もなかったからこれくらいのもので
恥ずかしくて渡せなかった。
少し早めのクリスマスプレゼントだと思って受けとってもらえたらいいけど
多分、嬉しくないと思うので、遠慮なく捨ててもらっても構いません。
私もあなたに渡すつもりだったこの品は、もう要らないので。

最後に、自分がどれだけ最低な人間であるか、改めて身に染みて感じました。
わざわざ言ってくれなくてもわかっていた事だけど。
だから、あなたが私のことどれが好きって言ってくれたって自分に自信が持てなかった。
これから新しい恋をして、自分自身変われるだろうか、わからない。
あなたは多分無理で、俺を振った事を後悔する事になると予告したけど
その通り後悔はするだろうと思う。
でも私が幸せになりたいと思うなら、私は変わらないといけない。
今度は、相手に幸せにしてもらうのじゃなくて
相手に幸せになってもらう、そんな恋がしたい。
そんな恋ができる人間になりたい。
あなたが最後私に投げつけた私に対する否定的な言葉の数々は
どうしようもない私にくれた、最後の思いやりでしょう。

あなたの望み通り、きっと私はこれから自分が選んで決めた路に後悔をします。
後悔して、それからいい恋をしていい女になります。
どれくらい先になるか、その時にはお互いどうなっているか、想像もつかないけど
今、幸せだよ!って伝えにいくから、一緒に喜んでくれたら幸いです。
いい女といい男と二人、恋愛じゃなくて人間関係、きっと美味い酒を酌み交わせるでしょう。

楽しみにしています、20XX年、梅田で。
吐き出した煙草の煙が
あなたの方に流れる
風向きが変わったんだと、思う
少し眉間に皺を寄せた

私を見て微笑むのに

動揺してしまうんだ
止められない

心臓がふたつに裂けてしまえば
思いっきり悪魔になれるのに
それでも痛みは消えないのかな
これがちゃんと恋だから

悲しい顔がふたつ
いつだって見えている
あなたが切ないと、呟く
私の悲しい顔を見て
いつか満ち足りる日が訪れるのでしょうか
そして二人でロケットに飛び乗り、旅立つ

音のひとつもこぼれないのだから
時間の流れだって忘れられるはず

かすかに太陽の光が
未来を指し示す
この地が影そのものになるのなら
過去は永遠に続くでしょう

今夜も二人で寄り添い
憧れの地を描く
夢を見る
この広い宇宙から何処へでも

満月を見上げれば
過去が未来へと繋がる

いつかきっと、そんな二人が
地球からだって見える
それでもこの毎日に
Zippoに油をさす
明日を超えればと
あなたが微笑う

そのうちに忘れる事も出来るだろう
この夏もいつしか過ぎ去る
思い出を引きちぎり
一年が経つ

どうしてここに立っているのだろう
どうやってここまで辿り着いたのだろう
あなたを手繰り寄せて
その息づきの中で

こうして愛を手に入れたんだな

あなたが微笑う

忘れてしまわないように
この季節に
ようやく辿り着いた毎日に
明日を超えればと願い

油の匂いが絡みつく、夏の午後


夏が近づくにつれて
風が雨を帯びて
あたしはうんざりするけど
君はいつだって楽しそうだね

今年もそうだ
休日は憂鬱になる
君に会えないのだし尚更
君はそれでも楽しそうだね

夢をみた
切なくなる夢
昔好きだった彼が出てきて
忘れかけていたあの後悔の味がする

あたしはまだ悔やんでいるのかな
選べないと決めつけて進んだ道や
自分で決めたのだから後悔などしないと
思っていたはずの、未来を

夕暮れなのか、これが
夜明けと見紛うような
汗ばむ身体に不快感を覚え
けれど、血が通っていることを思い出した

もう一度目を閉じて、確かめる
この非現実を
君のことが好きで好きで
それゆえに苦しい時があってもいいって、認めようと思う


永遠に枯れないと思われていた花の
枯れゆく姿を愛でていた
彼に纏わる記憶の波を辿り
やがて淋しさは消えてなくなり

いつまでもこうして眺めているさ
この庭には何でもあるから

悲しくなるのは抱かれていたあの瞬間だけ
目を閉じれば日常は記憶に溶ける
痛みは雫になる
それを誰かが嘘だと言う

目覚めた窓際には白い陽射しと
散った花弁と朝露と
鼻の先で笑った戯曲と
然して変わりのない日々

いつまでもこうして眺めているさ
嬉しくとも悲しくとも
決して枯れない花の
かつて呼ばれた名の、エレウテリア

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GRAPEVINE「エレウテリア」より
忘れていたいつかの記憶
身体で身体を支配しようとした
あなたの匂いがついて離れない
散々ひっついて甘えた日の一人の帰り道
人ごみの中で、身体は半分にちぎれたように感じた

元々はひとつだったんだから、私たち
けれど一度切り離されたら最後
もう別物なんだよ
当たり前だよ

あの頃信じていたアダムとイヴの話は
多分もうどうでもいいのだろう、あなたには
原罪の意識から解き放たれた私たちは
どこまでも自由ばかりを愛していくのだろう

大丈夫だ、誰かが言っていた通り
淋しいくらいがちょうどいいんだ、私たち