弱音なんか吐いても

いつも結局後で後悔するはめになる。

ひとりで強くなろうとしても

いつも結局後で後悔するはめになる。


自分がきらい。


中身も外見ももう見たくない。


そんな本音を漏らせば

あの人は傷ついてしまうのだろうか。


まだ少し躊躇いながら

だんだんちゃんと向き合えなくなってくる。


吸っても吐いても呼吸がちゃんとできない。

身体に酸素がうまくまわらない感じ。


歌うときだけ

身体中の酸素が取り替えられる

目の前が真っ暗でも怖くない

だいきらいな自分を、忘れられる


音をたどらないと

一日だって生きるのがつらくてしょうがないのに。