夕方に出るバスに乗り込んで、家に着いたのは結局22時頃だった。 夕食を食べ忘れてお腹がぺこぺこで、家に何か食べ物があることを期待して駅から家までの道を歩いた。 帰ると、お兄ちゃんが引っ越しの手伝いのために帰省していた。長男の、7歳離れたお兄ちゃん。 院に入ってからずっとバイトやら研究やらで忙しかったみたいで、なかなか帰省する余裕もなかったという。会うのは半年以上ぶりだった気がする。 新しい携帯の話や、バイトの話をして盛り上がって シャワーを浴びた後、一緒に近所のスーパーに買い物に行った。 お母さんと3人で食べたのだけど、食べきれなくって、朝ご飯はそれになった。 家の中は、ゴミとゴミらしきもので溢れかえっている。 部屋を半分にするにあたって、両方の部屋からいろんなものを捨てなければならない。その判断を、どこにどれを置くかなど考えながらやるのはなかなか頭が痛い。 だけど、実は、引っ越しとかそういう騒々しいのは昔から好きだった。チープな食事でも、ごたごたした部屋の中で食べると特別な気がしてくる。普段は個別に生活しているような家族も協力し合う。 しばらくは、かなり忙しくなりそうなのだけど、内心がんばらなければならないことが増えて、返って少し嬉しい。活力が湧いてくるから。 ただ、猫は不機嫌。寝場所もなくなるし、落ち着かないだろう。ただでさえ慣れない人(お兄ちゃん)がいて警戒心全開なのに(笑。 お父さんの書斎机がなくなって、今はお父さんの寝室の片付いた棚の上で寝ている。 昨日は、そうやってごたごたして、寝付いたのは1時過ぎだった。 今日は学校にいこうと、朝に起きるつもりだったのだけど、結局昼まで寝てしまった。 部屋の外が騒々しいのはわかっていたけれど、寝続けた。 そうすると、部屋にお兄ちゃんが入ってきて、「宮原さんが来てるから。会いたがってる」と言って無理矢理起こされた。 宮原さんというのは、両親の昔の友達だと思う。金持ちのおじさんとおばさんだ。 昔、淡路島に家族でよく行ったのだけど、宮原さんはそのはす向かいに別荘を持っていて、まだ幼稚園だったわたしは可愛がられてよく遊んでもらった。 ごちそうや、おもちゃをもらったことを覚えてる。おじさんの独特な笑い方など、今でも時々思い出す。 とにかくその頃家族ぐるみで付き合いのあった人。会うのは実に十年ぶりだろう。 寝起きの、目脂のついたままの格好で玄関に出ると、二人はいた。とにかく、大きくなったねと驚かれた。 おばさんは、まだ面影が残ってるとか、今どうしてるんだろうってよく思い出してたのよ。と言ってわたしを抱きしめた。びっくりした。 おばさんと抱き合ってると、わたしの方が身長が高いことに気付いた。 また会いに来てね、と言い残して帰って行った。・・・恥ずかしかった(笑。 今日は学校にも行き損ねたので、ご飯を食べたら今から手伝うことにする。 ネットがいつまで使えるかはよくわからないけれど、一週間くらい使えなくなったりするかも知れません。そんなのって、わたし耐えられるだろうか^^; わからないけれど、とにかくそういうこと。とにかくそういうこと。では、また。