きのう8/1土曜日、トイレに入っていると運悪く玄関のチャイムが鳴った。

「…んだよ、、ったく」と、慌ててインターホンを取ると「宅急便でーす」と、ヤマトのお兄さん。

 

小包を受け取ると送り先名は「リコ」で、

送り主は福井県の「若狭湾観光連盟」、品名は「うなぎの蒲焼」とあるじゃないか。

 

福井県?

若狭?

うなぎの蒲焼?

しかも「8月1日」の日付指定。

 

全くもって身に覚えのないモノ。

 

あの3年前の怖い思い出が蘇る。

まさか、「ムラタ ミツヒコ」がリコの好物を探り、”リベンジ”と蒲焼を送ってくるなんてこともあるまい。

あ、富豪の友人と先週うなぎの話をしたから彼女が気を遣って送ってきてくれたのか。

いや、そんなこともないよなぁ。

 

リコは小包の送付状を眺めながらしばらくどうしたものかと考えた。

すると、送付状にある送り主の電話番号に気づき、

電話をしてみるも、土曜日ということもあって、”営業外”の冷たいアナウンスが受話器から流れた。

 

 

クール宅急便で届いた蒲焼。

いつまでもこのまま悩むワケにもいかず、

しかし心当たりない小包を開封したら面倒なことになるかもしれない…葛藤しながら意を決して小包を開封。

すると蒲焼とともに一枚の紙と若狭町周遊マップが入っていた。

 

 

 

そういうことだったのか。

先週の日曜日、聴いていたラジオ番組『爆笑問題の日曜サンデー』にメールしたことを思い出した。

しかし、商品への応募メールではなく番組内のとある話に関してメッセージを送ったのだった。

むろん、番組内で読まれることもなく終わったが、その投稿がまさかプレゼントキャンペーンに回るとは。

 

安心して内装もほどくとそこには、串無しの大きなうなぎ一匹が二つに分断されて横たわっていた。

 

「この大きさなら2,000円はするよね」

「いや、3,000円くらいはするだろう」

 

母娘の卑しい話に花が咲いた。

 

本日8月2日は二度目の土用の丑の日。なるほど日付指定もうなずける。にくいぞ、このぉ。

…ということで、先ほどおいしくいただきました。

 

運の女神のご機嫌のいいうちに、サマージャンボでも買ってみるか。

 

 

 

 

 

 

◆行ってみたいな福井県

 

 

 

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