人がすこやかであるために。



大洋薬品のCMは、ご存じの人も多いだろう。
最近は「卒業式編」が流れている。

この数年、大洋薬品のCMには引き込まれる。
あの30秒、60秒に濃縮された人間ドラマ。

そして、そのメッセージには、胸打たれる。

ヘタなドラマよりずっといい。

無名?の役者さんを使っている分、それが現実味を生みだしやすいような気がする。
ストーリー自体に目が向き易い作りだ。
ほとんど無声のCMだが、その人間関係や背景がハッキリとわかる。

リコは、特にこの「親子編」に泣けた。

たぶん・・自分の幼少期と重なることがあるのかもしれない。

リコの幼稚園時代、父は都内の病院でガンと闘病生活。母は父につきっきり・・
その間、母の実家のある静岡の祖母宅に預けられていたリコ。
月に何回か父と母に会いに病院に行っていた・・。

そんな薄れゆく記憶が、まだ深くどこかにあるのだろうか。

元気になって欲しい人に、できることはたくさんあるのかもしれない。


早く元気になーれ


人って、いいな・・と、このCMを見ると素直に思う。