子供の頃から年末年始はと言えば・・


大みそかの「レコ大」「紅白」。
元日の「新春かくし芸」。

コレを見なきゃ、年越せないし、始まらない!とそんな感もあったあの頃。


年末年始の「特別イベント」だったことが子供ながらによくわかった。



-が-

またひとつ時代が変わる。


47回目で「かくし芸大会」も幕を下ろすことになった。



47回・・・中途半端だよなぁ。

せめてあと3回の50回まで待てなかったのかなぁ?



フジテレビ「新春かくし芸大会」・・当初は「新春スターかくし芸大会」だったが、

いつのまにか「スター」が取れていたらしい。



ま、「スター」いないもんね。



あの頃の「新春スターかくし芸大会」


1964年にスタート。

リコが生まれる5年前だ。

1980年には視聴率も48%超えとお正月の看板番組だった。



音楽番組が多く、今とちがってバラエティ番組がそれほど多くなかった時代に

このときばかりの競演の「妙」、意外な表情を見られるということに

子供ながらも「今年はどうなんだろう?」とそりゃあ、ドキドキしたものだった。



それに、なんてったって、ジュリーが出てましたから!



ビデオもまだなかった我が家。


始まる前にお風呂も済ませないといけなかったから、元日の夜は忙しかったぁ。



そんな番組もジュリーがあまり出なくなった90年代から視聴率も下降線(あ、ちょっと無理やりですが・・)、


今年2009年の視聴率はついに一桁台だったようだ。



タレント寄集めの番組が多い中で、「かくし芸」もその一つに過ぎなくなった気がする。
よく見るタレント同士が集う番組。
「真剣な顔」を見るということでは、「新鮮さ」もあったかもしれないが、
ん~何だろう、このツマらなさ。

制作が渡辺プロダクションだっただけに、黄金期はドリフにクレイジーキャッツ、キャンディーズに沢田研二、森進一、布施明・・ナベプロ所属タレントだけで成り立ち、視聴率が取れた時代も今何処・・。



ここ数年は見てないけれど、中山秀征、恵俊明、ネプチューン、青木さやか・・・あたりのナベプロタレントが看板を支えているらしいが。おっとミスターかくし芸・堺正彰を忘れちゃならなかった。


とはいえ、昔とは比較にならない、出演者ってワケですね。



2010年は有終の美ということで、46年分のVTRと中山秀征、恵俊明、堺正彰で一つの「芸」を披露するらしい。


過去のVTRとあらば、リコも録画をせねばなりませんな。



TBS「ひるおび」の恵俊明。


日テレ「おもいっきりDON」の中山秀征。



この「昼のMC」対決というのが、最後の「夢の競演」か。



ん~・・ビミョー。