CloverField クローバーフィールドという映画 | undercurrentjpのブログ

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Clover

クローバーフィールドという映画をご存知だろうか。

いわゆる怪獣が突然現れて街で暴れまくるという、ゴジラ系のパニックムービーなのであるのだが、全編POV(ブレアウィッチでおなじみの視点ショット)方式で撮影されている。

まあ、この映画は非常にコアなファンがいる一方、ボロクソに酷評している人が多いのも事実。

酷評レビューを見てみると殆どがPOV自体の画面の揺れの不快感や、モンスターの詳しい説明が一切無くて意味不明、モンスター達が気持ち悪いなどなど、その殆どが我々ファンにとっては全て好意的に評価されている要素なので、この映画は、ストーリーの解釈の違いもクソもなく、生理的にワクワクするかイライラするかという真っ二つに分かれる非常に単純な映画だと言えるだろう。

ストーリーはあまり意味がないので説明は控えるが、何故、私がこの映画を何度も繰り返し見て楽しめるのかというと、映像自体の臨場感と、モンスターを捕らえるカットや、アングルなどが非常に秀逸であるというただ一点につきる。

実際にモンスターが街に現れ、その場に自分がいたら、その時、我々の視点ではモンスターをじっくり見ている余裕などなく、遠くのビルの隙間にチラチラ見える尻尾であったり、逃げ惑っている挙句振り向いたらめっちゃ近くに足が見えたなど、モンスターの一部を断片的に捉えるのが精一杯なはずだ。

この映画は、そういった現場でのモンスターの映し方が非常に上手い。

通常、POVはオバケやゾンビ映画で使われることが多い手法であるが、このように動きまわる巨大な物体との相性が良い事も見事に証明していると映画と言えるだろう。

またイースターエッグ(製作者が仕込んだ隠しメッセージ)もあり、そういった遊び心もB級ムービー好きにはたまらない要素である。

とにかく個人的にもっと評価されるべき作品だと思うので、パニック映画をお探しであれば、この作品を強くオススメしたい。