活動休止単独公演 「The end of ~grief~」
無事終了しました。
みなさんへの感謝の気持ちで今本当胸いっぱいです。
ライブ中は途中で今までの様々な出来事を思い出して涙が止まりませんでした。
最後に僕がやったパフォーマンスは自分自身で~grief~を封印する、という意味合いがあり、
最後は朦朧としていて錯乱状態で記憶があまりないのですが全力でパフォーマンスする事ができたと思っています。
風邪を引いてしまって高熱が出ていた事もあり体調が悪かったのですが
どうなってもいいや、と心から思えて全力で表現する事に徹する事が出来ました。
今日になって体中の打ち傷が痛みだし療養してます(苦笑)
E'mというバンド名は造語なんだけど様々な意味合いがあり存在意義、自分自身と言う意味合いで付けました。
細かくは書きませんが他にもたくさん意味があります。
その核の中に様々なコンセプトがあり、全てのコンセプトを固定概念を捨て妥協せず究極の形で表現する、というのがE'mというバンドです。
~grief~というコンセプトは嘆き、悲しみ、苦しみ。そんな負の感情を表現する為にメンバー一丸となり頑張ってきました。
人それぞれ解釈は異なるとは思いますが
人間にとって不可欠な感情であり、それらを乗り越えてきたからこそ今の自分がある、と僕は思っています。
一番最初にE'mを始めるにあたり~grief~をやらなければいけないと思った。
今回~grief~は活動休止になってしまったけれどこのメンバーでなければやろうとすら思わなかっただろうし実現は不可能だった事。
リタ、Cecir、摩珠。
俺にとって本当最高のメンバーです。
もちろんE'mの永遠のメンバーである憂架もね。
スタッフやローディ達もみんな心あるいい奴ばかりで恵まれていたなとすごい感じます。
そして一切バンドの規制なく、やりたいように自由に活動させて頂いた社長であるKISAKI君には感謝してもしきれません。
幻想曲というE'm~grief~のコンセプトにあった素晴らしい楽曲もトリビュートさせて頂いて僕にとって本当尊敬してる大切な人です。
ファンのみんなも真剣に音を聞いてくれているファンばかりで、
自分のファンとか他のメンバーのファンとか関係なくE'm~grief~というバンドを応援してくれていた一人一人全員に感謝してます。
ありがとう。
みなさんは俺の事どう捉えているかわかりませんが俺には見た目や作曲等、色々自信という物が正直な所全くと言っていい程ありません。
レコーディングの時は特に自信がなくなってしまっていて、だからこそ全ての行程を時間ギリギリまで自分を追い込んで頑張ってこれたんだと思う。
寝れなくなるし食べれなくなるしすごい苦しくてもう限界だと思う日もたくさんあった。
けれどメンバーに曲聞かせた時の笑顔やみなさんの表情を思い出したり、
お手紙等色々勇気つけられてこれまで頑張ってこれました。
苦しければ苦しい程完成した時の達成感がすごいあったよ。
ビジュアルについても同じで見た目も全然自信はありません。
顔が整ってるなんて間違っても思えないし自信なんてある訳がない。
むしろコンプレックスの塊。
だから徹底してビジュアルにも自分で出来る範疇で完璧になるようにと拘っているのだと思う。
これは自分の根本的な問題だからこれからも絶対変わらないと思う。
ステージに立つ前は見られる事への恐怖で逃げ出したりしたくなる事が何度もありました。
見た目が納得いかなくてSEが鳴り始めて本番一分前とかまで化粧していたなんて時がよくあった。
自信という物がほとんどない中、1%だけの自信がわずかに上回っていたからステージにユーゼという人が存在し堂々とステージに立てていたんだと思います。
俺はライブは戦場だと思っている、という発言を知人等にした事あるんだけど自分自身との戦いというのがすごい含まれていて
自信がない自分に対して打ち勝たないとステージに立つ事すらできなくて。
コンセプトがコンセプトだけに過去の様々な出来事を毎回思い出すし自分にとって本当戦いでした。
けれどそれも自分がやると決めた事。
E'm~grief~というバンドを通して少しでも何かを感じ取ってくれたならすごい嬉しいです。
音楽というのは時を超越して永遠に残る素晴らしい物だと僕は思います。
音楽を通じて巡り会えた絆がたくさんある。
一人一人のみなさんの笑顔、涙。
生涯絶対忘れません。
これからも僕達との記憶を大切にして頂けたら本望です。
本当ありがとう。
SELECTION BEST ALBUM grief の全曲解説はユーゼとしてまた改めて書こうと思います。
それでは![]()
By 日常の自分(ユーゼ)