リタ
E'm~grief~はその名の通り「嘆き」をテーマの核としてきたけれど
メンバーそれぞれ今までに様々な悲しい出来事を経験してきて
いくら大切に想っているモノでも
それを失ってしまう事があるのは分かっていたし
その中にはもちろんバンドの解散という経験も含まれていて
俺個人としても、心の底では
永遠を願いつつも いつかそれが儚く壊れてしまうのではないか
という不安や恐れは常にあったんだ。
このような状況を予見していた訳ではないけれど Liveで毎回のように
「たった一度しかない、かけがえのないこの瞬間を心に刻み込もう」
と言っていたのはそういう本心の表れ。演出的な飾りの言葉じゃなくてね。
儚いからこそ美しい…だなんて綺麗事を言うつもりはないけれど
儚いからこそ、それを失くさないように努力し続ける事ができるのも確か。
努力しなくてはそれを失ってしまうからこそ、人は頑張れるんだよね。
大切な 大切な E'mの世界を ずっと皆と分かち合っていけるように
精一杯頑張ってきたつもりだったけど…力が足りなかったかな(ノ_-。)
ごめんね。