日記 | __オフィシャルブログ「どぅも、__(アンダーバー)です。」Powered by Ameba

日記

どうも、__(アンダーバー)です。

最近、更に暑さが倍増してまいりました。

熱中症の方々が次々と出ているようで。

皆さんもしっかりと水分を取って、身体を冷やしつつ、水着で過ごすようにしてください。




これは命令です。





そんなことはさておき。


最近、ブログを更新するように心がげています。

しかし、ブログというのは一体何を書けばいいのか正直わからない。

ブログと言えば日記というイメージが強いが、ブログを書いている人々は毎日そんなに楽しいことが起きているのだろうか。


ネットに晒している以上、たくさんの人々に見られるということを考えなければならない。

見られるということは、見せなければならない。

ということは、やはりブログを書いてる人々は皆、見ている人が楽しくなるような、相当楽しい毎日を送っているのだろう。





リア充共が。





残念ながら人に見せられる程楽しい毎日は送れていない。

楽しいことに飢え過ぎているぐらいだ。


しかし、だとすると一体ブログに何を書けばいいのか。


今まではまるで妄想のような、ただの妄想を書いていたが、さすがに毎日あんな変な妄想をしているわけではない。








いや、してるか。







だが、全ての妄想を人々に晒す程愚か者でも無い。







となると・・・行き着く先は・・・







   《更新する》
→ 《更新しなくなる》







となる。



今までがそうだったように。




これまで何度も更新しては、しなくなって、復活しては、いなくなって、を繰り返してきた。



しかし、もう挫けない。


今度こそ、この輪廻を断ち切ってやるのだ。







と、毎回言っているが、毎回のように断ち切れていない。






さて、どうしたものか。




日記か。




うむ。





では、とりあえず日記でも書いてみるとするか。


ここは素直に王道に乗っ取っていくしかないだろう。


あまり気乗りはしないが、仕方ない。


ということで、日記を書く。




------------ 「 あんだーばー の いちにち 」 ------------



いつものように目覚まし時計が鳴る。

時刻を見ると針は早朝5時をさしている。



とりあえず起き上がり、顔を洗う。

テレビを付けると天気予報がやっていた。

どうやら今日も暑いらしい。

最近になって更に暑さが増してきた。

これだけ暑ければ、そりゃ熱中症もこんだけ出るだろうさ。


そんなことを考えていると




「ワン!」




ワンダーバーが尻尾振って近づいてきた。

そうだ、朝の散歩に連れていかなければならない。

こんな朝早くから元気なものだ。

ワンダーバーにリードを付け、外に出る。



まだ5時過ぎだというのに、既にだいぶ明るい。


「そうか、もう夏なんだな」


夏になると、青春の匂いがする。



青春。



それは、誰もが憧れるもの。

一部の成功した人間のみが手に入れられる、至高の時間。



青春しておけば良かった。



大人になって皆が思うことだろう。

しかし、その時の事を振り返ってみれば、当時は当時で必死だったはずなのだ。

青春しようと頑張ってはいたが、結果、青春が出来なかった。

そう、だからこそ、成功した人間のみが手に入れられる、至高の時間なのだ。



だが、とある人が言っていた。



「大人になってからでも、青春は出来るよ」



本当だろうか。


大人になればなる程、時間との戦いになってくる。

そんな中、青春なんて出来るのだろうか。



「ワン!」


ワンダーバーが吠える。


「おっと、ごめんよ」


考え事をしていたせいか、歩みが遅くなっていた。

ワンダーバーがリードを引っ張っている。

しつけの良い犬は飼い主の隣を歩くというのに。

ということは、あまりちゃんとしつけが出来てないってことなのか。


「はぁ」


ついため息が出る。



「ワンワン!」


「はいはい」


ワンダーバーがリードを引っ張る。

なんだか、いつにも増して勢いがすごいな。

男の子の日なのだろうか。



「ワンワンワン!」


「お、おおお!?」


更に引っ張られる。


「ワンワンワン!」


「おい、どうしたワンダーバー!?」


ワンダーバーはまるで何かを見つけたかのように走っていく。

僕はその力に引っ張られるしかない。


「ちょ、ちょっと止まれって!」


「ワンワンワン!」


しかし、止まらない。


「分かった!帰りに『美人犬の花園』の雑誌を買ってやるから、止まってくれ!」


「ワン!」


急に止まるワンダーバー。


なんだよ、やっぱり男の子の日だったのか。

犬の気持ちが分からないようじゃ、ちゃんとしつけられる訳もないな。

今度からは気をつけないと。



「はい、ちゃんと気をつけてくださいね」



そうだ、気をつけないと。

ってあれ、誰の声だ?



「ちゃんと前を見ないと危ないですよ?ワンちゃんに引っ張られてるいうようじゃダメですね」



前を向くと、そこには美少女が立っていた。

ワンダーバーは尻尾振りながら、その美少女の前で座っていた。



「あの、えっと、どちら様でしょうか・・・?」



その美少女は質問には答えず、僕の目を見て、微笑んだ。

その笑顔に一体何人の男達が虜になっただろう。

まるで絵に描いたような、そんな魅了される笑顔だった。




そして美少女が笑顔で放ったこの一言から、僕の長い一日が始まるのであった。







「青春ランドへ、ようこそ!」












- 完 -




ここから先は人前に出せる内容ではないので、ここまでにしておきます。