平成16年9月28日(火) 勾留141日目
今日1日、こんなことを繰り返せば、シャバに出られる。
心の中で「釈放祝い」とつぶやきながら、3時のおやつを食べた。
まだ長引く人がいるから、おおっぴらにニコニコするわけにはいかない。
兄に少し嫌味な手紙を書いた。
看守には、「どうせ同じことなんだから明日出せば?」と言われた。
検閲後の翌日投函なので、どうせ一緒というわけだが、留置場から出すことに意味があるのだ。
今日の担当看守の巡査部長が、16時過ぎに私の荷物整理だと告げに来た。
例のトロい人だ。
荷物整理とは、逮捕時の領置物品を本人立会いのもとで数や金額を合わせ、返還手続きすることだ。
荷物整理は釈放のための、ひとつのメルクマールになる。
再犯で、執行猶予がつかないことが分かっている刑務所行きの人間は、判決後また留置場に逆戻りなので、荷物整理はしない。
移送の日の朝にでもやればいいことだからだ。
しかし判決内容が裁判官から警察に事前に知らされるわけもなく、本当のところは、まだわからない。
仮に実刑判決だったとしても、本人以外には「残念だったね」の一言で済むことだ。