平成16年6月20日(日) 勾留41日目
運動の時間、例のイケメン看守にコンタクト洗浄液を買ってきてもらえるよう、またお願いした。
ネオシーダーはダメだと言われた。
タバコがよくてネオシーダーがダメというのは、理屈に合わない。
朝、主任さんに「レターケースの中にグラビアを入れないように」と注意された。
「女30代ヌケる袋とじ」というのが、見つかってしまったのだ。
「眠剤も2錠くれと言い出さないように」と言われた。
起床後少し経って便意を催し、用を足し終わってズボンを履こうとしたところ、パンツを便器に落とし、濡らしてしまった。
アンラッキースタートではあるものの、○○新聞の占いでは「弁財天が来る」と書いてあった。拘禁状態で運勢が変化することなどあるのだろうか。
しかし今、私は金に困っているので、来てくれることを大いに期待してしまう。
留置場で金に困るとはおかしな話だが、週1度の購入日で結構金を使うのである。
当然出る分は入ってこなければならないわけだが、大抵の被留置者は「差し入れ」という形で補うのであるが、私にはそれがなく、困っているのだ。
運動の時間、隣房に昨日入ってきた人と、少し話をした。
真面目そうな方でここにはあまりいないタイプですね、と話しかけたら、「真面目じゃないからこういうところに入ってくるんですよ」と笑っていた。シャバではサラリーマンだったそうだ。
何をやって入ってきたかを聞くことは、明日以降の保険金詐欺にまかせよう(彼は一服しながら話を聞きだすのがうまいのだ)。
保険金詐欺はいま、被害者への謝罪文を書いている。
情状がよくなると弁護士に言われたのだ。
「十分反省をして・・・」とつぶやいているが、あまりそうは見えない。
【過去の過ちを振り返って】
看守は3人1組で、24時間交代制である。
3人は、「主任(巡査部長格)」、「担当長(巡査長格)」、「担当(巡査格)」からなる。
呼び方はそれぞれ、「主任さん」、「担当長」、「担当さん」で、その上には係長、課長がいる。
看守にもひとりひとり個性があるし(親切、適当、口うるさい、トロいなど)、また被留置者との相性の良しあしもある。「警察官も血の通った人間」なのだ。