平成16年6月18日(金) 勾留39日目 | ||Φ|(T|T|)|Φ||    監獄☆日記    ||Φ|(T|T|)|Φ||

平成16年6月18日(金) 勾留39日目

 ヤクザが、「ムショは3年以上入っていると廃人になる」と言っていた。

 とにかく規律と規則のがんじがらめの中では、出た後に社会に適合できなくなるのだという。

 「風呂入っても15分で出る習慣が身についちゃうし、家におふくろと2人でいても、いつ命令が飛んでくるんじゃないかと思ってビクビクしてしまっていた」ということだった。

 

 法律論としては、「生命刑」、「身体刑」、「自由刑」、「財産刑」というカテゴリーがあって、それはそれぞれ、死刑、鞭打ち刑などの責め苦、懲役や労役、罰金や没収に対応する。

 特に懲役は、自由を奪うことを目的とする自由刑なのだから、刑務所に入れ、自由を奪いさえすれば、刑罰の目的は達成される。

 しかし日本の場合には、囚人をコントロールするためだけのために、無用で理不尽な管理をしているわけだ。

 

 アメリカなどでは、たとえ終身刑に処されていたとしても、電話をかけたりできるし、場合によっては数日間の外泊もできる。

 また犯罪の程度や回復プログラムなどによっては、完全に開放房で、ソファでくつろいだり、談笑したりもしている。

 この理由は、「すでに自由を奪っているのだから、刑罰の目的は達せられている」というのが根幹にあって、実に合理的で、民主主義的な論理だ。

 そしてわかることは、日本は遅れている、ということだ。


 私が法学を学んだのは遠い昔の話だ、記憶にモヤが掛かったようになっていて、知識がうまいこと引っ張り出せない。

 ここにいていちばん重要なのは、刑事訴訟法だが、それすらもアウトラインしか思い出せない。

 くやしいね。



平成17年6月18日(土)

 

 うちの猫がここ2週間ほど食欲はないし、便秘だし、押入れに閉じこもってばかりいた。

 野良猫を6歳になってから、猫が住みかにしていた神社から、無理やり連れてきたという経緯もあり、本当に心配だった。

 が、元気になった。今はゴロゴロ甘え、カリカリのエサも食べるようになった。心底安心した。

 風邪を引いていたようだ。