悲願の大政奉還を成し遂げ、徳川幕府260年の歴史の幕引きをした坂本龍馬(内野聖陽さん)だが、今やその存在を疎ましく思う幕府、薩摩、見廻り組などから命を狙われていた。
 
恭太郎(小出恵介さん)は、咲(綾瀬はるかさん)と母・榮(麻生祐未さん)を人質に取るのと同様の脅しを上役にかけられ、龍馬暗殺を命じられる。
 
一方、仁(大沢たかおさん)は夢の中で未来(友永未来(みき)>中谷美紀さん)の言葉を思い出し、龍馬暗殺の日が迫っていることを龍馬に知らせるべく、咲と佐分利(桐谷健太さん)と一緒に今日へと発つ。
 
途中の宿場は無医村で、病人やけが人が医者である仁たちに治療を依頼してきた。
 
そこに恭太郎が現れ、咲に橘の家に帰るように話す。
 
恭太郎の様子がおかしいことに気付く咲。
 
翌朝、出立しようとした仁たちのもとへもう一度現れた恭太郎は、仁に咲のことを末永くお願いしますと言うのだった。
 
恭太郎は、旗本としての自分の立場をまっとうするため龍馬暗殺ののちに自害する覚悟だったのだ。
 
京では、土佐藩邸を訪ねた龍馬が新政府の人選を書いた書状を西郷隆盛(藤本隆宏さん)や大久保利通に見せていた。
 
龍馬は、ここらで政治から身を引き、海援隊を率いて世界中を回りたいという新たな夢を掲げていた。
 
龍馬の護衛をしていた東修介(佐藤隆太さん)にも今後の身の振り方を尋ねるが、東はたった一つやり残したことがあると言っていたが、龍馬の大政奉還の建白書を見て以来、もういいと思い直したと話す。
 
一緒に過ごすうちに東も龍馬に魅入られたらしいです。
 
龍馬と見つめ合って微笑む顔を見て、龍馬が「おまんはそんな顔をしちょったがか」と言い、「これからは世界中の女とアバンチュールぜよ」と肩を組むシーンは微笑ましかったです。
 
ようやく京都に着いた仁たちですが、寺田屋を訪ねても龍馬の姿はありません。
 
しかし寺田屋の女将・登勢(室井滋さん)は、龍馬から仁の話を聞いて知っているらしく「あなたが”しぇんしぇい”ですか」と大歓迎されます。
 
お登勢に自分が送った手紙が届いたか確かめてみるも、最後の暗殺を伝える手紙は届いておらず、仁は不安になります。
 
そのころ江戸では、またしても三隅の野郎の陰謀で仁友堂が大変なことに。
 
山田純庵(田口浩正さん)が役人に捕まってしまいました!
 
そんなことは露ほども知らない仁たちは、龍馬の行方を捜しますが、ようとして見つかりません。
 
とうとう慶応3年11月15日、龍馬暗殺の日を迎えても龍馬に会えず、途方に暮れる仁と咲に声をかけたのは、東でした。
 
東に導かれて近江屋に着いた仁は、ようやく龍馬に再会。
 
急ぎ京都を出ようと言う仁の言葉に、龍馬も従おうとしたとき、中岡慎太郎(市川亀治郎さん)がやって来て、京を出るどころで無くなり、とりあえず場所を寺田屋に移し呑気にしゃも鍋の出来るのを待っておりました。
 
仁は一時も早く今日という日が無事に終わるのを願い、気が気ではありません。
 
しゃも鍋が出来る前に寺田屋を出た中岡は、表で賊に襲われ、あえなく絶命。
 
龍馬が「しゃも鍋食っていかんかい」って言ったとき、ちょっと残ってもいいような顔してた中岡だったけど、仁が「(護衛)ありがとうございました」って言ったもんだから、なんとなく帰りかけた足を戻すワケにも行かなくなり、そのまま表に出た・・・ってな感じだったので、あれは仁も罪作りだなとワタシは思ってしまいました。(^^ゞ
 
中岡って、即死じゃなくて何日か後に亡くなったはずなのですが、龍馬が死なない15日が出来てしまったから、中岡は即死という歴史に変わってしまったのでしょうか?
 
東も表を見張りに出ていきます。
 
日付が変わり、龍馬は生きて11月16日を迎え、仁も咲もホッとします。
 
そこで龍馬は仁と二人きりで話がしたいと咲に席を外してもらいます。
 
龍馬は昨日自分が死ぬはずだったのではないか?と気付いていました。
 
そして仁に、「しぇんしぇいは道しるべだった」と話すのですが、仁にはそれが別れの言葉のようにも思えて、自分が未来から来たことを打ち明けようとするのですが、またしても激しい頭痛に襲われてしまい、龍馬は咲を呼びに行き、そのまま水を汲みに階下に降りたところで、表の異変に気付くのです。
 
そこでは夜陰に紛れて寺田屋の様子を窺っていた恭太郎と東が斬り合っていたのです。
 
咲に支えられながら仁もやって来ます。
 
恭太郎の連れの幕臣も現れ、東が危うくなったとき龍馬が助けに飛び出すのですが、拳銃を部屋に置いて来てしまった龍馬は丸腰。
 
刃を突きつける恭太郎の必死な顔を見て、龍馬は恭太郎の覚悟を読みとるのです。
 
恭太郎が刀を振り下ろしたとき、助けに入った東は・・・咄嗟に何を思ったか、苦しい雄叫び上げながら、龍馬の額を割るのでした。
 
仁の目の前で崩れ落ちる龍馬。
 
龍馬の運命や、いかに!?
 
なんでなんで~~っ
 
なんでそこで東が龍馬をバサーッと斬っちゃうの!?
 
全国のお茶の間から、おいおいお~~い!!ってツッコミが聞こえなかったかい??
 
せっかく歴史を変えたのに。
 
仁は龍馬を救えるのか――――――――――――――――――――――――!?
 
・・・って、肝心なとこで「つづく」じゃねぇぇ~!(ノ`´)ノミ┻┻
 
みんな一緒に「今日、京を出」ときゃ良かったのにね!!( p_q)エ-ン
 
これで龍馬が死んじゃったら、やっぱり歴史の修正力には抗えないのかってことになっちゃうよね。
 
龍馬が生きてる明治時代でもいいじゃ~ん!!
 
・・・と、とっくに結末は出来上がっているのにジタバタしているワタクシなのでごじゃいます。(w_-; ウゥ・・