いやはや・・・役者さんたちも熱演でしたけど、観てるワタシも力んでしまいまして、妙な疲労感。(爆)
 
目汁鼻汁も忙しいけど、なんかワタシまで想像陣痛で苦しかった。ゞ( ̄∇ ̄;)おいおい
 
 
大政奉還を成し遂げようと奔走する龍馬(内野聖陽さん)の暗殺のときが迫っていることを気に掛けている仁(大沢たかおさん)は、夢で見た未来(みき>中谷美紀さん)の言葉を思い出そうとするけれど思い出せないままでいる。
 
今はただ目の前にある野風(中谷美紀さん=二役)の出産の準備に追われていた。
 
咲(綾瀬はるかさん)も来る日に備え、産婆に付き多くの出産に立ち会い、勉強を重ねていた。
 
野風が仁友堂に入院して間もなく、お腹の子が逆子になってしまう。
 
治療を施していたものの、胎児が動いたことで陣痛の始まりが早まってしまった。
 
長い陣痛に耐えていた野風だったが、胎児が先に手だけ出てしまい、仁は野風の命を優先する手術をしようとする。
 
しかし仁の言葉にウソを敏感に感じ取った野風は、絶対に子どもを抱くまで死なないから、腹を切って子を取り出して欲しいと言い出す。
 
子どもへの影響を考え、麻酔も使わずに行う帝王切開に躊躇する仁に、咲は「女は子どものためならどんな痛みにも耐えられる」と言い、野風と咲の強い言葉に打たれた仁は帝王切開を決意する。
 
手術前に震える仁の手をそっと包んで、「未来さんが助けてくれます。お慕いしている先生の幸せを未来さんならきっと願うはずですから」と励ます咲さん・・・今日は菩薩さまに見えます。
 
一方ではいよいよ大政奉還というときを迎えており、新しい日本の誕生と野風が産む小さな命の誕生がリンクしたような作りになっていて、一時も目を離せない・・・んだけど、ちょっと映像がリアル過ぎてグロテスクでもあって、しかも役者さんたちの暑苦しいまでの大熱演で(爆)、見続けるのも大変なひとときでございました。
 
なんぼなんでも麻酔無しの帝王切開はやばすぎる・・・。
 
それも十五時間以上もの陣痛に耐えた上での手術・・・いかん・・・遙か昔のお産(ワタシの場合は普通分娩でしたが)の痛みがぶり返して来ましたがな。。。゛(ノ><)ノ ヒィ
 
仁が胎児を取り出すシーンでは、帝王切開なのに一緒に力んでしまいましたよ。(; ̄ー ̄A アセアセ・・・
 
なのに生まれた赤ちゃんは産声を上げず・・・咲が赤ちゃんを逆さにしてお尻をパチン!パチン!!☆ ̄(>。☆)イテェ
 
「泣きなさい!泣いて!泣けっ!!」って・・・咲さんの言葉は「生きなさい!生きるのよ!!生きて!!」って言ってるように聞こえました。
 
咲の思いが通じたのか、赤ちゃんは元気な産声を上げました・・・が、今度は野風がDICに。
 
仁の脳裏にまたDICの嫌な思い出が・・・そして原因不明の激しい頭痛・・・。
 
仁の頭痛もこれからのお話に意味があるんでしょうが、このタイミングで仁まで苦しんでるのは辛い。
 
視聴者的にアップアップです。>┼○ バタッ
 
最後は心臓マッサージをしながらの絶叫・・・お願いだからワタシに酸素を・・・へるぷみ~な状態でした;;;
 
「神は乗り越えられる試練しか与えないんじゃないのかーっ!!」と叫んだところで、野風復活。
 
良かった~~野風死なないで。
 
ここまで頑張ったんだから、赤ちゃんを抱かなくちゃ!!
 
こうして生まれた赤ちゃんには「安寿(アンジュ)」という名前が付けられました。
 
子どもの誕生という言葉から、未来の言葉が「坂本龍馬が亡くなった日も誕生日」だったと思い出します。
 
龍馬の死んだ日は彼の誕生日!
 
仁は、勝海舟(小日向文世さん)を訪ね、龍馬が書いた大政奉還の建白書の元になるものを見せられます。
 
そこには何と新たな九項目め、保険制度のことが書かれていました!
 
もはや「しぇんしぇ~」が口癖になっている龍馬、どこまでも仁に心酔しておられる模様。
 
そこまで龍馬との関わりって深くなきゃいけないのかな?
 
龍馬、嫌いじゃないけど、いちいち「しぇんしぇ~しぇんしぇ~」って言ってるのは、ちとうざい。( ̄▽ ̄;)
 
天下の坂本龍馬がどんだけ南方仁に影響されてんねん・・・って、妙に冷めるワタシがここに。(-_-;ウーン
 
勝海舟が龍馬の誕生日まで把握してるのもどーかと思っちまいました。
 
調べもしないでスラスラと答えましたからね。
 
あの時代の人が他人の誕生日まで把握してるもんですかね?
 
まぁ、おかげで龍馬暗殺まであと一月だってわかったんですが。
 
龍馬のもとへ行こうとする仁に、またしても激しい頭痛が。
 
咲に向かって「あん・・・あん・・・あん・・・」って。(爆)
 
その先は、とっても大好きドラえもん・・・じゃないかと、つい突っ込んだのはワタシだけ?・゚・(ノ∀`)・゚・
 
ワタシ的泣きどころは、咲が生まれたばかりの安寿に向かって語りかける場面でしたね。
 
「あなたは、わたくしの恋敵をお作りになるのでございますよ。わたくしとしたことが、大変な方を取り上げてしまいました」
 
なんて可愛い独り言。(´▽`)
 
そのあとにこう続けるのです。
 
「あなたに一つだけお願いがあるのでございますよ。どうか南方仁という方に、傷つくことが多いあの方に、今度は誰よりも幸せな未来を与えてください」
 
・・・咲さんはもう、自分と仁とのことは諦めてしまっているんですね。
 
仁はいつか未来へ帰っていく人。
 
その仁が、生きていく未来で、誰よりも幸せになれるように・・・と祈ってるんですね。
 
咲は野風に自分はつまらないことで嫉妬ばかりして、野風のように見返りを求めないようなことは出来ない、心の中は真っ黒だと言っていたけれど、野風が言うとおり、咲は真っ白な人間だとワタシは思います。
 
いよいよクライマックスを迎えるストーリーですが、こう言うのもナンですが、龍馬を助けて歴史を変える云々ってとこより、この咲さんを幸せにするためのラストにもっとチカラを注いで欲しいと思ってしまいます。
 
・・・あ、また東修介(佐藤隆太さん)に触れるのを忘れてしまいました。(; ̄ー ̄A アセアセ・・・
 
寝ている龍馬の首に刀の先を突きつけて「殺されちゃいますよ」って・・・殺しちゃうのかと思ったじゃないか。(爆)