仁先生(大沢たかおさん)、とうとう遠心分離器まで作ってしまいましたよ。
 
これで輸血も可能!
 
幕末の医学はまるで昭和か?平成か??の勢いで進歩中。←違うから;;
 
 
時が過ぎ、仁は江戸で四度目の正月を迎えた。
 
龍馬(内野聖陽さん)からの便りでは、彼は薩摩藩預かりの身となり「亀山社中」を立ち上げ、同じ土佐の脱藩浪人で、こちらは長州藩預かりになっている中岡慎太郎(市川亀治郎さん)と出会い意気投合。
 
今は薩摩と長州の盟約を結ぶべく奔走しているという。
 
咲にプロポーズしたものの、あっさり断られてしまった仁は、これから先、もしかしたら確実にこの世界に居るはずの自分の先祖と関わり、野風のときのように、自分が存在しない未来を作ってしまうのではないかと考え始めていた。
 
 
ある日、多紀玄琰(相島一之さん)が、仁に川越藩主の妻・恵姫(緒川たまきさん)の首に出来たコブの治療を依頼して来る。
 
仁友堂は、ペニシリンの粉末化を急いでいる折りであることから、咲(綾瀬はるかさん)一人が仁の助手として同行することを願い出る。
 
結婚もしていない二人が旅に出るということは当時では考えられないことだったが、咲の強い意志と仁友堂の逼迫した事態の中では他に方法も無く、仁と咲は川越へと旅に出る。
 
途中で泊まった旅籠では手違いで二人は一緒の部屋に通されてしまう。
 
川越藩主の客である二人への失態を問われる宿主を思い、咲は同じ部屋で構わないと言う。
 
旅籠で下働きをしている幼い少女・初に触れようとすると突然身体に電気のようなものが走るのを感じ、驚く仁。
 
もしかしたらお初は、仁に何か関わりのある人物なのかもしれないと思う。
 
お初にねだられて、つい紙飛行機を折ってしまう仁。
 
咲は、それが未来の折り紙であるのだと気付き、衝立を挟んで布団に入った仁が130年ほども未来の人なのだと改めて感じる。
 
これから会う恵姫は、川越藩主直系の姫君で、コブがあるばかりに婿養子である藩主と上手くいかなくなり、藩主には間もなく側室との間の子が生まれるという。
 
恵姫の命よりも、まず恵姫の血を引く子を産むことに重点を置くかのような物言いに違和感を唱える仁だったが、武家の娘というものは家の為に子を産むものだと言い聞かされて育つものだと咲が言う。
 
仁は、それを聞いて「咲さんもそうなんですか?」と聞くが、咲は答えない。
 
仁を諦めた咲にとって我が子は仁友堂なのだった・・・。
 
最初は仁の診察すら受けようとしなかった恵姫だったが、咲の説得を聞いて診察を受け、良性なので手術が出来ることがわかるのだが、貧血の症状が見られたため、万一の場合の輸血の準備をすることになった。
 
聞いたことも無い輸血の仕組みをわかりやすく恵姫に説明する咲を、頼もしく見つめる仁。
 
ただ一つ、恵姫は輸血を受けるなら同じ血を引く一族から血を貰いたいと願うのだが、一族の者は恐ろしがって拒む。
 
しかしそれは、恵姫が手術を無事終えた後、藩主とやり直して子をなすときに一滴たりとも他の血では無く、我が一族の血を受け継ぐ子を産みたいという強い思いからだとわかると、一人また一人と血液検査を申し出る者が出てきた。
 
こうして恵姫の手術は成功した。
 
「意地を張ってはいけませんね」
 
一度は全てを諦め、尼寺へ行こうとしていた恵姫を手術へと向かわせたのには、咲のこの言葉が効いていた。
 
思う人を諦めてしまい、もう二度と戻ることは出来ないけれど後悔はしていない・・・でも意地を張るとろくなことは無いと。
 
川越藩の藩医たちにも医術を教え、ペニシリンの製造方法を伝えた仁は、咲とともにまた旅籠まで戻って来る。
 
お初に折り紙をお土産に持って帰った咲を見て、子供好きな咲を思い、また武家の娘として子を産む義務があると知った仁は、「自分のことは構わないから好きな人が出来たら結婚してください」と言うのだが、咲は「そんなことを先生にだけは言って欲しくありません!」と言い返す。
 
そんな言い合いをしている最中に、お初が大けがをして運び込まれて来る。
 
仁が折った「空飛ぶイカ(紙飛行機)」を追いかけていて転んで、腹に木の枝が突き刺さっていた。
 
お初に触れようとするとまたしても電気が走ってしまう仁。
 
一刻を争うお初の容態に、即座に手術を始めるのだが、手術の最中に仁に突然激しい頭痛が起こり、仁の身体が消えていく。
 
なぜお初を救おうとすると仁が消えてしまうのか?
 
一方、薩摩と長州の手を結ばせようと奔走する龍馬だったが、長州の桂小五郎は薩摩に頭を下げることが出来ないと言い、薩摩はこちらから助けると言い出す筋合いでは無いと言い張る。
 
そこで西郷隆盛から、仁から受けた手術の一部始終を聞いたことのある龍馬は、「西郷さんの命を救うために南方仁は土下座をしたんじゃなかったか!?」と詰め寄る。
 
なんと、仁先生、薩長同盟の立て役者になっちまいました。ヽ(´▽`)/
 
無事、薩摩と長州を結びつけた龍馬に刺客が襲うのでした・・・寺田屋事件です。
 
ようやく、おりょうさんが出てきました。
 
いきなり「アンタ!!!」って危険が迫っていることを風呂場で嗅ぎ取り、素っ裸で知らせに来るシーンだったおりょうさん・・・顔が怖すぎて誰だかわかりませんでした。(爆)
 
すごく詳しくあらすじ書きましたけど、やっぱり咲ちゃんの心情を思うと省けませんでした。
 
その代わり東修介(佐藤隆太さん)のくだりをはぶきました・・・前も省いたのにね。(* ̄∇ ̄*)>
 
 このドラマ、一時間にどんだけ詰め込むねん!!です。
 
気になって一週間が長いっつーの。ヽ(`Д´)ノウワァァァン