やっぱり土壇場で中絶手術から逃げ出してしまった愛子(田中美佐子さん)。
 
まぁ、想定内でしたが。(^^;)
 
愛美(堀北真希さん)には「中絶した」とウソをついてしまいます。
 
高年齢出産に前向きに取り組む医師・近藤(大杉漣さん)の取材に出掛ける愛美。
 
同じ日に愛子も近藤の著書を見て、近藤の診察を受けていました。
 
「51歳の妊娠出産などあり得ない」という態度だった最初の産科医と違い、近藤は愛子のお腹に宿った命を大切に思ってくれました。
 
それでも高年齢での出産には大きなリスクが伴い、高血圧の持病のある愛子には厳しい現実が目の前にありました。
 
ある日、切迫流産で倒れてしまった愛子は、何とか助かってくれた命を殺すことは出来ないと、出産を決意するのですが、愛美は猛反対するのでした。
 
・・・って、これだけでも結構お話としては成り立っているようなのですが、長男・太一(大倉忠義さん)には「実の父親」を名乗る男(中野瑛太さん)が付きまとってお金をせびるわ、ちょっと良いなと思ってるっぽい先輩の真帆(酒井若菜さん)は、妙に胎児のエコーに詳しかったりして、そういう過去がありそうな気配。
 
しかも知恵を絞った渾身のデザインも先輩の小池(淵上泰史さん)が「ふふ~~ん」って感じで眺めていて、盗作するんじゃないか??みたいな不穏な雰囲気。
 
前回コンパで白血病になった話をしていた次男・浩二(中島健人さん)には、再発か??みたいな痣が出来ていたけど、今回も白血病の話をペラペラと。
 
でも白血病になったのは事実だったようで、そのとき骨髄提供をしたのが母だったという経緯もあるので、再発してるとしたら、お母さん妊婦じゃヤバイよね。
 
不妊治療中の留美(西村知美さん)は、ホントに切羽詰まった状態で、縁起を担いで赤いものを集めたりして。
 
そんな留美の前で愛子が倒れちゃって、ど~すんだろ~~?って思いましたが、一応今のところは子宮に良性の腫瘍が出来ているってことで納得させたみたい。
 
けど、不妊治療中の留美にとったら、愛子の妊娠は知れば大ショックだろうなぁ。
 
いろいろ様々話があちこちに広がってますけど、ちゃんと収拾がつくのかな?
 
若年齢の妊娠出産については、ワタシはいつも厳しい意見を述べてしまうのだけど、高年齢出産のことは考えたことがなかったです。( ̄ェ ̄;)
 
あれだけ仲良しだった夫婦で、夫の死後にわかった妊娠。
 
高年齢でも「産みたい」と思うのは女性の本能みたいなものかもしれないけど、産むまでの妊婦にも、生まれて来た赤ちゃんの将来にも不安だらけの状態で、手放しで喜べないのも賛成できない家族の思いもわかるんだよね。
 
もちろん、反対意見もあると思う・・・あえて言うけど・・・
 
どんなに若くて健康な女性でも、経済的に困らない人でも、「絶対に大丈夫なお産」なんて誰にも保障できないと思う・・・。
 
リスクを伴わないお産はラッキーなだけだと思うし、その子が将来どんな人生を歩むか、その子の面倒を親がずっと見てあげられるのか・・・そういうことって誰にもわからないよね。
 
愛子が51歳だから、可能性が高いと考えられるだけで。
 
『生まれる。』ってタイトルだから生まれるドラマなんだろうけど。←元も子も無い言い方
 
長男がホントの子じゃないってエピソードも次男の白血病も余計なエピソードのような気がします。
 
テーマがブレそう・・・。
 
いらん心配ならいいけどね。(^^ゞ