新学期が始まり、ハガネ(吉瀬美智子さん)は4年4組の担任になる。
 
分割統合により新しく水河小学校の児童も加わってのスタートのその日、いきなり問題が持ち上がる。
 
アスペルガー症候群を抱える友喜(浦上晟周さん)の障害を知らない子供たちが友喜にちょっかいを出したのだ。
 
一緒に水河小から転入してきた夏希(鍋本凪々美さん)は、ハガネに友喜の障害を口止めした上、自分が友喜を守るという。
 
前の学校でもたびたび問題を起こしていた友喜に、愛河小の子供たちも彼を疎ましく思い始めていた。
 
そんな矢先、学校でボヤ騒ぎが。
 
実は4年4組の副担任・水嶋(齊藤工さん)の吸ったタバコの火の不始末が原因だったのだが、目撃した友喜に口止めし、火を極端に怖がる友喜に「火は消化器を使えば消える」と教える。
 
火を見て興奮した友喜は、消化器を火の中に投げ入れてしまう。
 
この騒ぎをきっかけに、友喜がクラスに居ることを問題にする保護者が現れ、クラスでの多数決で友喜の処遇を決めることになるのだった。
 
 
水嶋~~~~~っ!!(∴`┏ω┓´)/コラァー!!
 
最初っから胡散臭い野郎だと思ってたら、やっぱり胡散臭いヤツだった~~!!
 
学校で喫煙もダメだけど、子供に口止めももっとダメだろが~~~っ!!
 
テメェには近々天罰が下るからなっ!!・・・脚本家から。(爆)
 
 
友喜を一生懸命庇う夏希は、ハガネの元教え子・マナ(有村架純さん)が交際している達也(松本利夫さん)の娘だったんだね。
 
両親の離婚など家庭の諸事情で荒れた時期があって、そのとき教室を飛び出した夏希を必死に止めてくれたのが友喜ただ一人だった・・・あのとき友喜が止めてくれなかったら大切なものを失っていた・・・夏希にとって友喜は大事な友達だったワケだ。
 
友喜にしてもそれは同じで、夏希が居るから愛河小に行きたいと強く希望したワケだったんだな。
 
「もしも別々の小学校になっても、ずっと友達だよ」と言う夏希と友喜を目撃しちゃった秀才の女の子・・・彼女は小学校受験に失敗して公立の愛河小に居るみたいだけど、中学受験を目指して頑張ってるみたいで、彼女が落ちちゃった私立に通う友達に「もう話しかけないで」って言われちゃったんだよね。
 
「学校が変われば友達も変わるんだよ」って言われちゃって。
 
確か、その女の子の最後の一票が友喜の愛河小残留を決めたと思うんだけど・・・この投票、一人一人に黒板に「正」の字を書き入れていく方法で、それじゃ誰がどっちに入れたか丸わかりだから、後々面倒なことにならなければいいけど。
 
・・・実際「裏切り者」なんて言葉が出てたしね~。
 
まだまだ問題が起こりそうな気配。
 
子供には子供の世界があるし、思いがあるし・・・更に複雑になっていきそうだな~。