あの大震災から一ヶ月。
 
混乱したまま、未だ被害の全容も掴めていない。
 
行方不明者の数もなかなか減らず、死者数だけは少しずつ増えていく。
 
一方では、身元のわからないまま埋葬される気の毒なご遺体も。
 
身よりが見つからず、被災地から離れる決心もつかない人たち。
 
一歩ずつ復興に向かっているはずなのに、全てを振り出しに戻してしまうような大きな余震。
 
福島原発は、まだ先が見えないまま。
 
 
今、心配なのは、被災された方々の心が折れないかということ。
 
いつ終わるかわからない余震や放射線の不安。
 
大切な人に会えない悲しさ。
 
失ったものの大きさ。
 
 
「頑張れ!」とは言えない。
 
この一ヶ月、さんざん頑張ってきた人たちに。
 
今も頑張り続けている人たちに。
 
 
今、私たちに何ができるのだろう?
 
自問自答し続けた一ヶ月、今もまだ問いかけ続けている。
 
でもわかってるのは・・・
 
頑張らなきゃいけないのは、私たちだということ。
 
未来に希望を持って生きていけるように、そんな日本を作っていかなくちゃ。