一昨年の暮れに放送された日曜劇場『JINー仁ー』のテーマ音楽です。
 
大沢たかおさん主演の同名漫画のドラマ化されたもので、現代を生きる脳外科医の南方仁(大沢たかおさん)が、ひょんなことから江戸時代末期にタイムスリップしてしまいます。
 
いきなり巻き込まれた侍同士の斬り合いの中、仁は自分を助けてくれた橘恭太郎(小出恵介さん)が深手を負ってしまいます。
 
仁は持って来ていた薬や道具を使って恭太郎の命を助けます。
 
その縁で橘家に居候することになった仁。
 
橘家の娘・咲(綾瀬はるかさん)は、仁を通して医療に興味を持ち、仁の片腕となろうとします。
 
そして彼女の思いは、やがて仁への恋心へ。
 
まだ西洋医学はメジャーではない当時、次々に怪我や病気を治す仁の存在は評判に。
 
西洋医学所の緒方洪庵(武田鉄矢さん)をも感服させてしまいます。
 
一方で、自分が未来の医療を持ち込むことで時代の流れを変えてしまうかもしれないと悩む仁。
 
彼には自らの手で手術したきり、目覚めない恋人の未来(中谷美紀さん)がいました。
 
ある日、彼が一枚だけ持っていた彼女の写真に変化が起きます。
 
日本の医療が早く進歩することで、未来の運命を変えることが出来るのではないか・・・わずかな望みが仁を過去の時代で医者として生きる礎になるのです。
 
また偶然にも坂本龍馬(内野聖陽さん)と出会い、親交を深める仁は、彼に連れられて訪れた吉原で未来に瓜二つの花魁・野風(中谷美紀さん:二役)に出会うのです。
 
 
なんと、この『JINー仁ー』の続編が、この春から放送されるそうです。
 
年末のレジェントと銘打って二夜に渡る総集編が放送されましたが、ホントに素晴らしいドラマで、出演者の皆さんやスタッフの皆さんの気合いと意気込みをひしひしと感じました。
 
どこもかしこも名場面。
 
特に梅毒で亡くなってしまう、野風の先輩花魁の夕霧(高岡早紀さん)の「おさらばえ」のシーンとか、乳がんを仁の手で克服した野風が雪になりたいと言った自らの言葉を否定して「まっぴらごめんでありんす」と去って行くシーンなど・・・文字にするだけで泣けて来ます。
 
咲役の綾瀬はるかちゃんが可愛くて健気で、仁に野風そっくりの恋人が未来に居ることを知りつつも「お慕いしている」感じが現代には無い奥ゆかしさと言いますやら、何と言いますやら。
 
前回、とってもアヤシイ・・・いや、思わせぶりな終わり方をしたので、期待して期待して、首を長く長く・・・ろくろっ首に変身してまで待ちこがれた続編でございます。
 
今も、この曲を聴くと涙腺が潤みまくるワタクシ、どうしてくれるでありんす?
 
やはり仁が現代に戻って来ないと話が終わらないと思いますし、仁が過去を変えたことで未来の運命が変わるのか・・・もしかして目覚めるのか?も気になりますし、関わったからには坂本龍馬の人生・・・最期も見届けることになるのかも気になりますし、病院にいた包帯男も気になります。
 
花魁辞めちゃった野風はもう出ないのかな~?
 
この際、死んじゃった洪庵先生も生き返れ。ゞ( ̄∇ ̄;)おいおい
 
ワンクールでバタバタ終えるのは勿体ないので、ぜひ半年~一年くらい掛けて描いていいぜ、皆の衆。←何様?
 
人気者の俳優さんのスケジュールをこの春に抑えただけでもTBSはグッジョブなのかな?(笑)
 
 
読もう読もうと思って、未だ読んでいない原作でしたが、読んでなくて良かった~♪と思っているワタクシでありんす。
 
あ、ここって音楽レビューの書庫でありんした。(* ̄∇ ̄*)>
 
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