そろそろ感想書いてもいいかしら~?
 
この映画を観たのは、劇場公開してすぐのことだったので、12月の始めです。
 
あんまり早く感想を書くのも何だな~と、今まで待っておりました。
 
けしてもったいぶったワケでも、めんどくさがったワケでもありません。
 
いや・・・少しめんどくさかったかな、年末年始・・・(* ̄∇ ̄*)>
 
 
ズバリ、ワタシはヤマト世代バリバリなんですけど、小さい頃からオトメだったため、松本零士ワールドにハマること無く大人になってしまいました。
 
でも知ってますよ、ヤマトに999に・・・あと何だっけ?(爆)
 
その程度の知識ですが、観てきました!!ヤマト~発進~~♪
 
 
物語は2199年の地球。
 
5年前に宇宙から正体不明の敵・ガミラスの侵攻を受け、今や壊滅状態、人類は滅亡の危機にさらされていた。
 
かつて地球軍のエースパイロットであった古代進(木村拓哉さん)は、失った家族への悲しみから立ち直れずに、生き残った地球人たちと同じように地下深くで生活していた。
 
そんなある日、遙か銀河系の彼方・イスカンダルから放たれたカプセルの情報から、イスカンダルには地球の放射能を浄化する装置が存在することがわかる。
 
地球滅亡を1年後に控えた切羽詰まった今、地球防衛軍は最後の宇宙戦艦ヤマトをイスカンダルに派遣することを決定。
 
古代は戦場への復帰を志願するのだった。
 
 
まず最初に思ったのは、登場人物がオッサンだな・・・と。(^^;)
 
古代も38歳の木村さんだし、柳葉敏郎さんとか緒方直人さんとか堤真一さんとか、ドンピシャのヤマト世代の皆さんが、リアルヤマトごっこを楽しんでる感じ・・・とでも申しましょうか。
 
でもこれを、ヤマトを知らない若い世代の役者さんでやっても、何も思い入れも無いのかな~とも思い直してみたり。
 
それから、残念だったのは、木村さんがやっぱり「ちょっと不良な熱い男」の古代になってたとこ。
 
古代進というキャラをあまり知らないので、古代については語れないけど、「ああ~またこの感じなのね・・・」と最初に感じてしまったのは残念だったし、最後まで良い意味で裏切ってくれなかったのも新鮮味に欠けてしまった感じ。
 
たまにはグズグズでダメダメでヨレヨレでグダグダでナヨナヨな木村拓哉も見てみたい。←それは古代じゃないと思う;;
 
それからもともと30年くらい前に描かれた漫画だから仕方ないにしても、もう少し武器とか設備とか諸々を近代的に設定し直しできなかったかな~とも感じました。
 
原作が30年前に遙か未来を空想した物語だからって、30年後も同じ発想ってのはいかがなものか。
 
最大の武器である波動砲も、すぐ使えなくなっちゃうし。
 
大体、乗務員少なすぎじゃないかな・・・。
 
地球救えるのかい・・・って出発するときから不安だったよ、わたしゃ。
 
 
一番、これってアリ!?と思っていたのが、黒木メイサさんの森雪役。
 
なんかイメージ違う~~とずっと思ってたけど、これはビックリしたことに大丈夫でした。
 
ああ、このためにメイサちゃんなのねと思えたのは、雪に何かが取り憑いて彼女のカラダを借りて喋るシーン。
 
なんか女神様みたいで、美しくて・・・別に雪じゃなくてもいいんだけど(笑)、メイサちゃんで良かった~と思ったのでした。
 
 
その雪が、仲間を死なせてしまって打ちひしがれているときに、その指令を出した古代が彼女を慰めるシーンがあるのだけど・・・押し倒して。(爆)
 
いや、どこかにそういうシーンが無いと、ラストシーンの子供連れの雪が居ないワケだから良いんだけど、そのタイミング???とワタシは思ってしまいました。
 
 
いいんです、ツッコミ体質なもので、ついつい突っ込んでしまいましたが、一つのストーリーとしては、ちゃんとしてたと思うので。
 
古代を始め、登場人物(搭乗人物??;;)が命を賭けて守った地球に、古代の子供を産んだ雪が立っているラストシーンは、人類が地上でこれからも未来を繋いでいくのだという希望に溢れるものでした。
 
あんな広っぱしか残ってないのに、どうやって生きてくのさ??なんて野暮なこたぁ言いません。
 
人類は生きている限り、生きるために前に進む術を考えていくのだろうから。
 
 
この作品を実写化するまで、ここまでCGの技術が進歩するのをよくぞ待っていてくれました!とワタシは思いましたね。
 
この作品のCGはハンパないですよ。
 
演じる役者さんたち・・・特にヤマト世代の皆さんなんか、出来上がりを見るのが楽しみだっただろうな~と思いました。
 
そういえば主演の木村さんは、「アニメの実写版に出るなら宇宙戦艦ヤマト」と昔話してたことがあるので、夢が叶ったということですね。
 
羨ましいな~。
 
ワタシなら「キャンディ・キャンディ」だ、コノヤロ~!(ノ`´)ノミ┻┻ ←恥ずかしくて投げました;;
 
完成度の高いCGの技術が進化するのを待ってたら、古代はトシ食っちゃったんでしょう。(違)
 
この際、古代がオッサンでも許す。←何様?
 
だからワタシのキャンディも許せ!(爆)
 
最後の波動砲発射のときの古代さんは、めっちゃオトコマエだったと思います。
 
うんうん・・・だからオッサンでも許す。ゞ( ̄∇ ̄;)おいおい
 
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