大河ドラマが終わると、あ~暮れだなぁ~と思ったものです。
 
とうとう今年の大河ドラマも終わってしまいました・・・。
 
『龍馬伝』・・・始まる直前にTBSの『JIN-仁-』にハマっていて、内野聖陽さんの龍馬がとっても素敵だったので、福山雅治さんの龍馬は格好良すぎてしまうのではないか・・・と危惧していたのがウソのように、一年かけてじっくり龍馬に魂を吹き込んでいった感じがしました。
 
幕末維新期の動乱の時代が好きなもので、歴史の勉強もそこそこやって多少知識はあります。
 
これまでにもいろいろな小説を読んだりドラマを観て来て、やはり主人公に都合良く史実を曲げてしまう設定・解釈もあるので、そこはフィクションとして観ることができるのですが、オイオイ・・・と興ざめしてしまう場合も多々あります。
 
正直言うと、『龍馬伝』も「う~ん」と思うエピソードはたくさんありました。
 
でも福山龍馬は格好良かったし、龍馬の人生を岩崎弥太郎目線で描いているのも斬新だったし、ちょっと心配していた真木よう子さんのおりょうが気丈ながらも可憐でハマっていたと思いました。
 
終わってみれば、「面白かったな~」と素直に感じているので、大成功なんでしょう。
 
面白くないもんは見たくないですから。
 
しかし・・・龍馬の最期の言葉「この命、使い切れたか?」だったかな?・・・三十三歳で逝く男の言葉にしては切なすぎます。
 
まだまだ生きて、四十にも五十にもなって、白髪になって、世界中を見て回って、うんと変わった日本を見届けて欲しかったな・・・と思いました。
 
彼ならば、もっと違った日本を作っていたと思うから。
 
歴史は変わらないのだけど、やはり「その時」が来ないことを祈らずにいられませんでした。
 
 
一部で、選挙の開票速報のテロップに苦情が殺到したとのことですが、これはホント・・・改善できないものかと思います。
 
選挙も大事ですけどね・・・。
 
ドラマに集中してるときは目障りです・・・私も。
 
開票速報チャンネルでも作ったらいいのにね。
 
 
それ以上に不満だったのは、テーマ曲をなんで流さないの?ってところ。
 
ラストだからこそ、メインテーマを流すべきなんじゃないの~~?と思ったのは私だけ?
 
 
細かいツッコミですが、上川隆也さん演じる中岡慎太郎・・・自身も瀕死の重傷を負った身にしては元気な絶叫で・・・ちょっと引きました。(* ̄∇ ̄*)>
 
実際、龍馬は即死(翌日死亡の説も有り)で、中岡は二日間生き延びているので、ちったぁ元気があってもいいのかもしれませんが。
 
最後まで小汚かった弥太郎でしたが、愛すべきキャラだったと思いました。
 
出演者の皆さま、お疲れさまでした。
 
 
さて~~来年は『江(ごう)』です。
 
織田信長の妹・お市の方と浅井長政の間に産まれた三人の美しい姫君。
 
お江(「小督」との記述も有り)は、のちの淀殿の茶々、京極高次の室になったお初の二人の姉の下に生まれた三番目の姫。
 
少女時代に二度の落城という不幸に見舞われ、生涯に三度の結婚。
 
二代将軍・徳川秀忠の正室になり、三代将軍・家光の生母になった・・・。
 
・・・上野樹里ちゃんが一年間演じるには、ちょっと大変な役のような気がしますが・・・一年後、また「余計な心配だった」と思いたいところですね。(^-^)
 
テーマ音楽も楽しみです。
 
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