なんてな、なんてな~~~( ̄m ̄〃)ぷぷっ!
 
偉そうなタイトル付けちゃったけど、久方ぶりの記事アップで、しかも先月観た映画の話。(爆)
 
どこが『TODAY』やねん!(ノ`´)ノミ┻┻
 
 
さてワタクシ、先月某日、SMAPファンの友人に連れられて『十三人の刺客』を観て来ました。
 
SMAPも好きだけど、役所広司さんも大好物なワタクシには二度美味しい、しかも時代劇好きなので三度美味しい映画でございます。
 
 
時は江戸末期。
 
一人の侍が非情な殺戮と残虐の限りを尽くす暴君を訴え出て、江戸藩邸家老宅の門前で切腹して果てた。
 
明石藩主・松平斉昭(稲垣吾郎さん)は、現将軍の弟にあたり、翌年には老中に就任することになっていた。
 
老中・土井(平幹二朗さん)は、斉昭暗殺を計画。
 
お目付役・島田新左衛門(役所広司さん)に、その命を下した。
 
新左衛門は斉昭によって手足を斬られ、弄ばれた女を目の当たりにし、また斉昭の数々の悪行を知るにつけ、斉昭討伐の思いを強めていくのだった。
 
機会は江戸から明石への参勤交代の道中しか無い。
 
事を秘密裏に行うため、集めた刺客はわずか十三人。
 
一方、危険を察した斉昭の腹心・鬼頭半兵衛(市村正親さん)も斉昭の身辺警護に力を注ぐ。
 
 
 
まだ公開中につき、ネタばれはしません。
 
が、今回特筆しておきたいのが稲垣吾郎さん。
 
狂気じみた悪行の数々を、「痛くも痒くもない」といった表情でさらりとやってのけ、即座に退屈そうな表情を浮かべ、物足りなさを感じる。
 
女であろうが子供であろうが、容赦などしない。
 
どう見ても悪人顔をしていないから恐ろしい。
 
この狂気の殿様が表現する恐怖や痛み・・・。
 
昔、ゴローちゃんの悪役を『踊る大捜査線』でも拝見したことがありますが、あの狂気とはまた別のものですね。
 
SMAPの中では草なぎくんとゴローちゃんは「役者」として評価しているワタクシ(←何様だよ?)、また新たなゴローちゃんの役者開眼と思って拝見しました。
 
 
ストーリーは十三人の刺客が暴君退治をする話なので、ネタばれしなくてもあらすじはバレてるでしょうが、ゴローちゃんと同じく今回楽しませてくれたのが、伊勢谷友介さん。
 
大河ドラマ『龍馬伝』では、カッコイイ高杉晋作を演じておられましたが、見事に高杉晋作のイメージを払拭し尽くしたような、野獣で不死身で絶倫の山男をお茶目に演じて、華の少ないストーリーに味を出していました。
 
重い話で笑わせてくれてありがとう~~な伊勢谷さんでした。
 
役所さんは主役とは言え、完全に埋もれている感じ・・・ファンなのにこんな感想でゴメンナサイ・・・ですけど、役所さんのこういう役どころは見飽きた感もどこか有り・・・あったかどうかわかりませんが。ゞ( ̄∇ ̄;)おいおい
 
ワタクシ、若い時分のヨゴレな役所さん(爆)の頃からのオールドファンなので、まだまだ名前どおりの「役どころ広し」な役所さんに期待したいと思ってます。
 
・・・ガソリン飲んで爆死した役なんて、あんまり見ないよね。・゚・(ノ∀`)・゚・
 
ボタ山でチェロとか、生卵口移しとか、大根、にんじん丸かぶりに肥だめにドッポ~ン。
 
好きです・・・役所広司さん。(爆)
 
山田孝之さん、市村正親さんは時代劇向きの俳優さんではないな~と実感。
 
チョイとしか出番は無かったものの、冒頭の内野聖陽さんの切腹シーン、松本幸四郎さんの存在感は凄かったです。
 
凄惨な乱闘シーンが少し長すぎた気がしますが、吾郎さん新境地と伊勢谷さんで観て良かった~と思えました。
 
DVDは買わないけど。(爆)
 
イメージ 1