やっと重い腰を上げて、『GOLD』最終話について語ろうと思います。
 
最終話から、随分経ってしまいましたが、レビューを書かなきゃな~と思いつつ書けないまま過ごしていました。
 
何なんでしょう・・・?
 
この脱力感。(w_-; ウゥ・・
 
天海祐希さんが好きで、彼女見たさに毎週テレビの前に正座してたんですけど。
 
天海さん演じる早乙女悠里は結果的に幸せになったのですけど・・・。
 
なんでこんなに気持ち悪いんでしょう???
 
 
悠里の賭け・・・それは、長男・洸(松坂桃李さん)を立ち直らせるために、心臓に疾患を抱えた次男・廉(矢野聖人さん)を選考会に出場させること。
 
土壇場・・・って、予選ぶっ飛ばしていきなりファイナルで・・・洸が現れ、悠里は胸を撫で下ろします。
 
「お前の出る幕じゃない、すっこんでろ」と言われた廉は棄権。
 
アップも無しで、日本新記録更新の第一位!
 
洸が現れなければ、廉は命がけのファイナルに臨んだワケですよ。
 
ドラマだから良いんでしょうか?こんな無謀過ぎる、親が子供の命を使う賭け。
 
廉が本気で命を賭けるとは思わなかったなんて・・・洸が来なかったら廉は間違いなく飛び込んでますよ。
 
母親の最終兵器を使って廉に芝居させた?・・・後から後から何とでも言える展開にするのもいい加減にせんかい!と。
 
選手控え室で、いくら兄妹とはいえ、廉に抱きつく晶(武井咲さん)。←前回
 
試合会場で、いくら親子とはいえ、廉を抱きしめる悠里。
 
・・・オリンピックの選考会の会場って・・・こんなんでいいの?( ̄ェ ̄;)
 
早乙女コーポレーション内水泳大会規模で良いんじゃないでしょうか?
 
閉会式に「若者たち」をいきなり熱唱・・・悠里さん・・・どこまで浸りきってるんですか。
 
見てる方が恥ずかしい;;;
 
「逃げ出したくなっても頑張らなければならないのはDNAのため」なんてセリフ・・・はぁ!?でした。
 
アスリートたちが、日夜自分に負荷をかけて戦っているのは己であり、勝利は国の名を背負ってはいても、本人のためにもたらされるものでは無いのですか?
 
next one ・・・チャップリンの言葉を引用した悠里の訓辞は素晴らしい。
 
けれど、アスリートと役者の舞台と同じにしてはダメでは無いでしょうか?
 
チャップリンは次の作品で別の役になれるけれど、アスリートは次の試合もそのまた次の試合も、ずっと同じ一つの技術を磨き、鍛え、記録を更新させていかなければならないのです。
 
何となく納得させられているけれど、何かおかしい・・・そう思ってしまうのが、気持ち悪い原因では無いかと感じました。
 
悠里の訓辞の最中に、丹羽聖子(エド・はるみさん)がナイフを握って駆け寄って来ます。
 
見るからに怪しい主婦・・・警備員は居なかったのでしょうか?
 
蓮見丈治(反町隆史さん)に恋心を抱き、迫ったものの、親切にしてくれたのは悠里のためだったと知った聖子は悠里を逆恨みしちゃったんですね・・・。
 
丈治は出血多量で危険な状態に。
 
丈治はクレーマーだった聖子との付き合いを危惧していたのに、悠里に近づけまいとして、丈治は聖子の家庭に入り込み、その結果、聖子が誤解してしまうような事態になってしまったことは、悠里にも容易に理解できた。
 
自分のせいで丈治が死ぬかもしれない・・・悠里は倒れてしまう。
 
不思議な行動・・・なんで、明石辰也(寺島進さん)は新倉リカ(長澤まさみさん)に徒歩で?わざわざ丈治の急を報せに行ったんでしょう?
 
そうそう、表彰式の前に辰也は離婚届を悠里に返してもらいましたが、リカの退職願いは返して貰えませんでした。
 
・・・社会では常識ですが。
 
返して貰えると思ってたんでしょうか?リカは・・・。
 
そしてここで『秘技・俺たち早乙女の血キラキラ
 
死にかけた人も治っちゃう、すごい血液らしいです。( ̄。 ̄ )ボソ...
 
いろいろ調べなくても、三人分いっぺんに輸血しちゃえるんですって。( ̄。 ̄ )ボソ...
 
ついでになんでだか、悠里の産めなかった四番目の子で、悠里の思いが作り出しちゃった三男・朋(大江駿輔さん)っていうのが、小さい頃の丈治と瓜二つ。
 
車の中で休んでいた悠里の前に子供の頃の丈治(大江駿輔さん:二役)が現れ、朋はリカに「さよなら」と呟いて、ミニ・丈治と共にICUへ。
 
二人の姿が丈治のカラダにスーッと入って行き・・・って・・・これ、何のドラマ?
 
やっぱり霊感のあるリカが、これを見届けないと話にならないから、無理やり駆けつけなきゃいけなかったか~。
 
元気になっちゃったし・・・丈治。( ̄▽ ̄;)
 
回復、早っ!!
 
拘置所に聖子を訪ねた悠里。
 
確かに聖子の行動は愚かです・・・って言うか、野島さん、聖子の人物像をあまりにも短絡的に描いてらして・・・エドさんがお気の毒に感じたほどです。
 
隣の芝生が青く見える・・・誰にもある思いです。
 
でも人を妬む愚かさを、なぜ悠里に語らせる?
 
ワタシも聖子側の人間なのかもしれません。
 
子供の頃からお金持ちになったことなんて無いし、美しく生まれてもいないし、あれこれ不自由をあげつらえばキリの無い身分です。
 
いくら悠里が自分の身に起きた不幸を語ったところで、同じ土俵にはけしてならない。
 
大体、人の人生を比べることなんて出来ないのに、自分の不幸を語って「どう?私もこんなに不幸な目に遭ってるのよ。だけど誰も妬んだりしてないわよ」みたいな態度取られても、なんだかな~。
 
いろいろあったって、悠里は社長でお金持ちで美人で有名人で犯罪者じゃないもんね。
 
結局、悠里の語った不幸の半分は、この後キレイに片付くから余計気分が悪い。
 
むしろ聖子の出番は、勝(水野真典さん)が立ち直ったところで終わりで良かった気がします。
 
そして丈治の快気祝いの席で、晶のタトゥーはシールでしたぁ~という種明かし。
 
なんじゃ、そりゃ~~!?(ノ`´)ノミ┻┻
 
おばちゃんはマジメに語っちゃったじゃないの!!“(*`ε´*)ノ彡☆バンバン!!
 
晶のタトゥーって、好きだった彼(綾野剛さん)とお揃いで、「これで彼とずっと一緒」って意味じゃ無かったの?
 
ただ、恋人を勝手にお金で引き離した母親への当てつけだっただけ?それだけ???
 
それなら廉が倒れたとき・・・いや、もっと前に「私がいる!」とか言えばいいじゃん。
 
何のための命がけ??←廉
 
パパ(辰也)も帰って来て・・・一瞬ひるんで立ち去ろうとする辰也に「お帰りなさい」と悠里。
 
辰也を抱きしめる悠里・・・
ねーさんデカッ!
・・・つい思ったのは私だけではないはず。^(・・ )( ・・)^
 
家族がまとまったところで、お邪魔虫は退散・・・丈治は一人去って行くのですが、両親を二人きりにしてあげた、美しき早乙女三兄妹は丈治のマンションに乱入。
 
パーティーのやり直しをするのです。
 
「丈治さんのカラダには私たちの血が流れているのよ」
 
「俺たちは家族だ!」
 
・・・何年前のドラマだよぉ~!?(ノ`´)ノミ┻┻
 
果たして洸は水泳でオリンピックのゴールドを目指し、晶もまた高飛び込みでゴールドを目指すことになるのね。
 
で、心臓疾患のある廉はバックパックを持って海外に旅に出ると・・・。
 
最後はリカちゃん。
 
新しい社長秘書の面接試験会場に、混じっているリカ。
 
ネイティブなイングリッシュがペ~ラペラの秘書を求む場所で、小学生並みの英語を披露して失笑を買うリカ。
 
あり得ない状況に唖然とする悠里も、リカのことがやっぱり好きなもので採用しちゃいます。
 
もう、ここまでどうしようもない最終回だと、リカのシーンが返って効果的にいつも以上に可愛く見えてしまいました
 
このドラマでの唯一の収穫は、苦手だった長澤まさみちゃんが可愛く見えたってことだけでしょうか。
 
 
結局のところ、このドラマは、毎度毎度悩みながら見て、あれこれ詮索して、考えながら見た割に中身は何も無かったような気がします。
 
そんなに深読みしなけりゃ、そこそこ楽しめたんでしょうか?
 
あ、そう言えば毎度ボカシ付きで出てきたお兄ちゃん(水上剣星さん)って・・・必要な人物だったの?(猛毒)
 
ドラマ使ってプロモーションは、やめましょう。(違)
 
 
早乙女悠里さん・・・
ビーチャイを育てる子育て本とか出してますけど、もう結構!
 
天海さんを返して。(爆)イメージ 1
 
 
宮崎美子さんの「子供を一人亡くす」という予言って一体?(^^;)