いよいよ大詰め・・・次回は最終話です。
 
てな訳でして、大詰めな第十話、ワタクシがウンウンと頷いたところから紹介。
 
まず、リカ(長澤まさみさん)が悠里(天海祐希さん)のやり方に付いていけないと言ったところ。
 
たぶんリカの思いは、視聴者代表の意見のような気がしたので。
 
あと、丈治(反町隆史さん)が聖子(エド・はるみさん)に語った、「ブレない親であること」という意見。
 
聖子が、いきなり下着姿で丈治にせまった(らしい)のには驚きましたが、同じシングル・マザー(悠里には別居中の夫が居るけど)としての「親のあり方」について、丈治が聖子に指摘した言葉には深く頷きました。
 
聖子には残念ながら伝わってなかったようですが・・・。
 
 
前回、次男・廉(矢野聖人さん)の病気を承知の上で、それでもオリンピックを目指すことを諦めないと言った悠里だが、丈治もリカも会長で悠里の父である惣一(夏八木勲さん)ならば、孫の命を賭けてまでゴールドを目指せとは言わないだろうと会議室に赴く。
 
が、そこでは悠里が新たに早乙女グループの代表に選任されたところだった。
 
そんな悠里に、夫の明石辰也(寺島進さん)は、廉を選考会にどうしても出すと言うのなら・・・と離婚届を渡す。
 
辰也なりの悠里への覚悟を見せたのだ。
 
一方、黙々と練習に励む廉のもとに兄・洸(松坂桃李さん)が、ラッキーガールの神代家の次女・麻衣子(南沢奈央さん)を伴ってやって来る。
 
悠里に失望されたと意気消沈の洸は、廉のために力になろうとするが「弱気の虫を移すなよ」と言われてしまう。
 
丈治は夜のプールで一人泳いでいた。
 
そこに晶(武井咲さん)が現れ、悠里の人としての志がわかるようになったことを語る。
 
丈治の前で裸になった晶は「これがママが産んでくれたそのままの私。早乙女晶」と宣言する。
 
悠里はリカを伴ってショッピングに出かけ、買い物三昧するが虚しさを感じてしまう。
 
レストランで分厚いステーキを食べようとしたときに、リカが「社長にはもう付いて行けません」と言う。
 
悠里のやっていることが、人間として母親として正しいと思えない、これまで尊敬してきたけど、今度ばかりは理解を越えていると言う。
 
あっさり「じゃ、明日辞表を出してね」と言われてしまうが、アパートは次の就職先が決まるまで猶予を貰う。
 
悠里が会社に戻ると晶の姿が。
 
晶は廉のトレーニングに付き合うと言うのだ。
 
二人が廉のいるプールに向かうと、プールサイドで倒れている廉の姿が。
 
悠里が人工呼吸と心臓マッサージを施し、廉は息を吹き返すが・・・一体どんだけ呼吸してなかったのかわからないのに、病院に行かなくて大丈夫だったのでしょうか?(爆)
 
起き抜けに「ファーストキスの相手が母さんだなんて」って・・・そんなこと言う余裕があるなんて。(爆)
 
いつもの冗談だったんじゃないか?と疑いたくなる廉の復活の早さ・・・でも、悠里はさすがに堪えたのでしょうね・・・号泣しながら「私たちはもう無理よ、限界です。誰か助けて・・・兄さん・・・修一(水上剣星さん)兄さん!」と廉を抱きしめます。
 
だからもう・・・廉に無理させるのやめたら・・・?
 
そりゃね、悠里の言うとおり、いろんな都合の悪いことを人のせいにしたり、周りのせいにして生きるような人間が集まって、仲良し家族の団らんごっこをしても意味は無いでしょう。
 
そこはわかる、頷ける。
 
でもその理想とやっている行為、行動が上手くかみ合ってないから気持ち悪いの!
 
それでも廉を選考会に出すんだよね。
 
そこに賭けちゃうんだよね。
 
洸が立ち上がることを。
 
一体いつから麻衣子とメールをやり取りしてたのか、またまた唐突な展開だったけど、雨→曇り→晴れと絵文字だけのメールを麻衣子から受け取ってました。
 
晴れマークが出たとき、洸は選考会の「ファイナル」が始まるまさにその寸前になって、プールサイドに姿を現したのでした!
 
アップも無しで?
 
予選もすっ飛ばして??
 
いきなりファイナ~~~ル!?
 
「お前なんかの出る幕じゃない。すっこんでろ」と廉に言いますが、他のレーンの選手から同じ言葉を言われそうな洸。(爆)
 
時間を巻き戻~~し・・・巻き戻~~し・・・
 
えっと~、前々回、洸はバイクの前に身を投げ出してケガをしました。
 
左足は・・・骨折だったのか、何だったのか・・・「選考会にギリギリ間に合う程度」のケガを負ってまして、やけに仰々しい包帯姿でした。
 
ギプスだとばかり思ってたんですが、ギプスでは無かったようで・・・自分でほどいてましたっけ。
 
要は洸のケガは「弱気の虫」によるものだったってことでしょうか?
 
骨折のギプスなら、自分じゃ外せませんし、いきなりリハビリもアップも無しに選考会は無理でしょう。
 
つまりは仰々しい包帯にまんまと騙されていたわけで。(^^ゞ
 
辰也の部屋で目覚めた洸の隣に麻衣子が気持ちよさそうに眠ってまして・・・麻衣子って不思議ちゃんだ・・・かなり無防備な感じで眠ってましたが、洸のギプスに見える包帯にいろんな虫の絵を描いて「どっち?」と。
 
それを見て洸は、やる気になるようなんですが・・・わから~~ん!
 
結局、麻衣子がラッキーガールで、ラッキーガールの麻衣子が洸を好きになっちゃって、うまい具合に姉からお古を貰ったおかげで、洸は復活できたわけですか~~?
 
そんな・・・だったら、麻衣子を早乙女家に置いとけば、洸は復活、廉の病気もどっか行って、晶のタトゥーも消えちゃうんじゃないですか?
 
・・・アスリートたちの日々の努力をバカにしてます?( ̄ェ ̄;)
 
いろいろ良いセリフとか共感するところとかあるんだけど、なんでこういうところで手抜き工事みたいな演出をするんだろう?って思ってしまいました。
 
予告では・・・どうやら丈治の命が危なくなるようで・・・あの感じだと、聖子が逆恨みして丈治を刺す?か、丈治は悠里のために聖子の家に行ったわけだから、その話を聞いて逆恨みするとしたら聖子は悠里を刺そうとして、丈治が助けに入って身代わりに刺されちゃう・・・という展開かな?
 
聖子って、そんなに絡ませなきゃダメだったのかな~?
 
聖子が犯罪者になったら、せっかく更正した勝(水野真典さん)が可哀想だよ~。
 
なんだか「若者のすべて」という昔のドラマで、最終回でいきなりイノッチが出てきて主演の二人を刺して逃げるみたいな・・・そこが無ければハッピーエンドだったのに・・・みたいな後味の悪いラストを思い出しました・・・。
 
廉が死なないなら、誰も死ななくていいんじゃないかな~?
 
丈治は死んじゃうのかな?
 
廉は泳がなくて済むの?
 
洸は、まさか・・・一位になっちゃったりするの?
 
早乙女にゴールドは掴めるの?
 
ブレてるのは、悠里や聖子の母としての気持ちよりも、脚本の方では・・・と思ってしまった第十話でした・・・。
 
すごく疲れたな・・・この回だけで・・・。(w_-;ウゥ・・