書きたいことがいろいろ出てきて、まとまりの無い文章になると思いますが・・・。
 
 
まず悠里(天海祐希さん)の母の思い。
 
ベスト・ジュエリー賞で豪華なジュエリーを身に付けても、自分の子ども達よりも美しい宝石は無いと再認識。
 
そして三男・朋(大江駿輔さん)は生まれることなく亡くした四人目の子供でした・・・。
 
ラスト、リカ(長沢まさみさん)に「朋くんはいません」と言われたとき、「わかっているわ・・・」と微笑んだ悠里の表情は聖母のようでした。
 
 
 
そして早乙女の名誉を守らねばならない思い。
 
宇津木(綾野剛さん)と晶(武井咲さん)の交際を認めたことを丈治(反町隆史さん)に非難され、DNA鑑定が改ざんされたものだと気付いた悠里。
 
イトコ同士が深い関係になることを危惧した悠里は二人を止めようとするけれど、丈治に止められるのです。
 
オリンピックの前に事故死した伝説の選手に不倫の末、隠し子がいた・・・早乙女の象徴である故・修一(水上剣星さん)の名誉を傷つけるスキャンダルはあってはならない。
 
白か黒か、はっきりさせなきゃ気が済まない性格の悠里は良心の呵責に耐えながらも、事実を黙認するグレーな道を選ばざるを得ない。
 
どんな理由があっても女の子の顔に痣ができるほどの傷を負わせる暴力男なんて許せないんだけどな、私は。ムカムカ…((o(-゛-;)
 
しかも可愛い晶ちゃんに手ェ出しやがって~~!(ノ`´)ノミ┻┻
 
深い関係になってから、理由も告げずに去って行くなんて・・・一番罪作りじゃないの。
 
悠里と宇津木との間では話が綺麗にまとまっちゃって、「ひとときでも兄に子供がいた」なんて言葉で実の甥を抱きしめていたけれど、この大人のグレーな結末、晶が一番かわいそう。
 
ここから立ち直って、またゴールドを目指すことができるのでしょうか?・・・晶ちゃん。
 
いらん世話だけど、瞬きできない病人の目は開いたままにしてはダメですよ。(^^ゞ
 
 
一番問題無さそうだった長男の洸(松坂桃李さん)にも不穏な影が。
 
実業家の子息として、それ相応の家柄の娘とお見合いして結婚・・・まぁ、ありがちとはいえ、今!?って感じ。
 
とりあえずオリンピックが先では無いのか??と思ったのですが。
 
しかも今度は相手の女性で「開運」ですかい。┐(´-`)┌
 
いかにも男の子が好きになりそうな今風な美女の姉・沙織(佐藤めぐみさん)と、なぜだか若いのに和服にメガネという古風で地味という野島さんの固定概念??のような妹・麻衣子(南沢奈央さん)。
 
妹の方が「強運」の娘らしく、父親・神代(名高達男さん)を破産から救ったのも彼女とか。
 
で・・・洸は姉の方に惹かれちゃうんだな・・・そして「彼には見る目が無い」とまで言われてしまう。
 
私が母親なら、そんなこと言われて、そんな裏話まで聞いてたら黙ってないな~と姑息なことを思いましたが、ここでそんな娘たちの登場・・・またしても、むむむむ・・・?な気分がむくむく。
 
しかも姉のヤツ、洸にいらんことを言ってそそのかしやがります。ムカムカ…((o(-゛-;)
 
「負けて自分の値段を下げるくらいなら、参加しなければいい。選考会に間に合わないようにケガをすればいい。値打ちを下げないようにオリンピックに出なければいい」と、悪魔のささやき。
 
その言葉を深く考えてしまう洸・・・目の前に遮断機・・・目を閉じる洸・・・電車が走り去った後に目の前に現れたのは「強運」の妹。
 
おいおい・・・そんなドラマだったの?(笑)
 
リカちゃんの霊感も冴え渡ってるし、きわめつけは霊感(?)おばさん(宮崎美子さん)。
 
あまりにも普通の・・・かつて「ピカピカに光ってた」宮崎美子さんも、すっかりおばちゃんになっちゃって・・・いやいや、あの天海さんを見つめる目は本気だったでしょ~!?と思ったり。(; ̄ー ̄A アセアセ・・・
 
だって私もそう思いますもん、そんなお顔に生まれていたら・・・って。(爆)
 
けど「きっと大丈夫」の「きっと」に引っかかっちゃうんだな、悠里。
 
もともと現実主義の悠里、半信半疑だったのかもしれない・・・。
 
「きっと大丈夫」なんて言葉を聞きたかったんじゃないんだろうなぁ。
 
でも最後に爆弾落としてくれます。
 
「一人お子さんを失うわね」
 
・・・やなこと言わないでください・・・。
 
予告では洸が自分で何かに飛び込むようだし、廉は心臓発作起こして倒れるし、晶は傷心だし、次回レイプされそうな気配(こういう展開は嫌いだな)。
 
どんどん窮地に立たされ、悲しい表情ばかりの悠里が切ないです。
 
 
 
「罪悪感は無いの?」
 
悠里にそう言われた丈治は、聖子(エド・はるみさん)に二度と悠里に近付かないように言いつつも、彼女の息子に会おうとします。
 
丈治って不思議だ・・・。
 
親のいない人で、早乙女家で兄弟同様に育てられて、悠里の片腕になって・・・彼は早乙女側の人間なのか、聖子や施設の子供たちのようなドラマ的には「プア」な側の人間なのか。
 
聖子の息子に会って、何を話すのかで少しはわかるかな?
 
 
 
「戦争をしない」
 
これは以前にも悠里が言ってましたね。
 
我が子を戦場にはやらないって。
 
全ての母親がそう思っていれば戦争は起こらないと言ってたような。
 
野島さんの言いたいことの一つがコレなんでしょうね。
 
 
 
しかし・・・辰也(寺島進さん)の人生も波瀾万丈ですね。
 
ゴールド・メダリストも婿養子の悲しさで、悠里に八つ当たり、ギャンブル、浮気・・・その末の刃傷沙汰(刃物は出てないか)で悠里が流産・・・。
 
生まれて来なかった男の子の存在を、その子を思う母の「思い」を朋という息子の姿に見ていた悠里。
 
彼女は強くなんかない。
 
子供の頃に巻き込まれた犯罪のせいで男性恐怖症になり、たぶん運転手の保阪さんにはずっと申し訳ない思いを抱えて生きて来たのでしょう。
 
大好きな兄を事故で亡くし、ダイヤモンドの原石だと宝物のように思う子供を産む前に失ってしまい、その幻を抱きしめて生きているような繊細な、情の深い女性なんですね。
 
超現実主義と悠里は見せかけているけれど、ホントは自分自身をコントロールできなくなって来てるようにも見えます。
 
この上、また一人子供を失うなんて・・・悠里は耐えられるんでしょうか?
 
もうゴールドメダルも早乙女の悲願もど~でもいいから、これ以上、悠里を苦しめないでって思っちゃう。
 
「私はどこで間違ったの?」のようなセリフが予告で流れましたが、間違ったのは悠里では無く、ゴールドに取り憑かれ、子供の人生を左右するような教育をした父親(夏八木勲さん)の「価値観」が間違っていたのではないでしょうか。
 
少なくとも、修一はその間違いに気付いていた。
 
だから自分で終わらせると言っていた・・・。
 
ゴールドなんて、そんなご立派なものじゃない、目を覚ませ!って誰か言ってあげたらいいのかもしれないです、ほんと。
 
 
明日は第八話なのに、ワタクシ祖母の付き添いで病院に泊まりますので見られません。
 
録画できてたら、遅くなると思いますがまたレビューをアップします。
 
異論反論、荒らしで無ければ、どんな意見もOKです。
 
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