残暑お見舞い申し上げます。
実はちょっとばかり実生活が取り込んでいまして、この夏はたくさんドラマを観ていたにも関わらず、ここに来てストップしてしまいました。
このようなレビューですが、楽しみにしてくださっている皆さまには申し訳なく思っております。
おかげさまで今夜は『GOLD 第七話』を観ることができそうなので、取り急ぎ第六話の感想を書いておこうと思います。
 
 
第六話のメインテーマは、宇津木(綾野剛さん)が悠里(天海祐希さん)の亡くなった兄・修一(水上剣星さん)の実子かどうか・・・でしたよね?
 
なぜか取って付けたような、刑務所慰問があったりして、あの無口な運転手さん・保阪(志賀廉太郎さん)の過去まで絡めて来るか!?って感じでしたが、悠里が幼い頃に暴漢が自宅に押し入り、彼女を庇ったお手伝いさんが目の前で殺されてしまっていた・・・そのお手伝いさんこそが、保阪の新婚の妻だった・・・というお話があった訳です。
 
このエピソードは悠里の人格形成や、もしかしたら実在しないかもしれない三男・朋(大江駿輔さん)の存在に影響してるかもしれないので要チェック項目かな・・・と思ってますが、いかがでしょう?
 
それにしても刑務所慰問って・・・一家でゴールドメダル目指してるような「美しい家族」が、目の前でクラシック音楽奏でて、受刑者の皆さんって慰められるのかなぁ?
 
私が受刑者だったら、アンタたちだけには慰められたくないって思いそう。・・・すみません、ワタシ、小さい根性の持ち主でして。
 
てか、彼らはいつの間に音楽をかじっていたのだ!?
 
ピアノを習うくらいならわかるけど・・・人前で披露するほど練習する暇はあるのでしょうか?
 
悠里が受刑者に向かって怒りを露わにするシーンを作りたいがために無理やり作った感じがして、取って付けた感じが否めなかったのではないかとワタシは分析しております。
 
最近、彼らはゴールドメダルをマジメに目指している一流のアスリートからどんどん遠ざかっていますよね。
 
刑務所で悠里が吠えるシーンも違和感たっぷり。
 
あれで気が済むのですか?・・・保阪さん。
 
暴れる受刑者をなだめる前に、煽る悠里を止めましょうよ、刑務官の皆さん。
 
宇津木のDNA鑑定は、惣一(夏八木勲さん)が改ざんしたものだから、まだ彼の問題も後を引きそうで、予告じゃ晶ちゃん(武井咲さん)とのっぴきならない関係になっちまいそうだし、彼女がイトコだからと一線を引いてた宇津木としては、実は修一の実子だったとわかるとどうなってしまうんだか。
 
結局、宇津木のDNAが気に入らないから惣一は彼を認めないのだろうけど、早乙女家がどんな名家だか知らないけど、そうまでして拘るゴールドに何の意味があるんだか、説得力無さ過ぎて「バカみたい」と冷めてしまうワタシ。
 
賀来さんのエピソードや、運転手にまで話を広げて、まだ聖子(エド・はるみさん)のような得体の知れない人物がウロウロしている。宇津木の問題もまだ片付かない。
 
もっと掘り下げるべき部分があったんじゃないかな~と思いつつ、脱線しまくるストーリーを追うしかできない一視聴者なのです・・・。
 
悠里がメディアに露出して子育て論を述べるのも滑稽に見えて来たし、あの程度の努力で世界の強豪相手にゴールドメダルを狙う子供たちは甘すぎるし、オリンピックなめんなよって思います。
 
もっとストイックなスポ根ドラマの主人公だって、なかなかゴールドは獲れませんからね。(* ̄  ̄)b
 
子供たちを連れて刑務所に行くなんて。
 
あんなに反感買うようなことばかり言って、男の子はまだしも、出所した人に晶ちゃんが狙われたりしたら、どうするつもりなんだろう?
 
母親が子供を危険にさらすようなマネをするなんて・・・保阪さんの無念があんなもんで晴れると思ったんなら、悠里は偉そうなことばかり言う割に浅はかです。
 
保阪さん・・・無念が晴れてました?・・・言葉が出ましたけど。(; ̄ー ̄A アセアセ・・・
 
 
 
このドラマの撮影中にお誕生日を迎えられた、天海さん、おめでとうございます!
 
ワタシは天海さんが好きなので、このドラマを見続けます。
 
でも、そうじゃなかったら見てないです。
 
もう「期待します」も言えなくなってしまいましたが、無理やりでも綺麗にまとめて終わって欲しいなと思います。
 
ゴールド獲ったりしちゃダメですよ・・・。←とりあえず忠告