雑誌の取材を受ける悠里(天海祐希さん)と娘・晶(武井咲さん)。
 
カメラマンと携帯のアドレス交換をするところを目撃した、悠里の秘書・新倉リカ(長沢まさみさん)は心配するが、悠里は「晶は相手にしないから大丈夫」と自信満々に言い切る。
 
モニターで晶が丈治(反町隆史さん)に愛の告白をし、丈治のためにオリンピックの表彰台に立つという決意を聞いていた悠里は、恋人の存在は相手に振り回されマイナスになるが、丈治への晶の一途な愛は彼女のメダル獲得への原動力になると思っていた。
 
悠里のもとへは相変わらず社長室直通の電話に、謎の人物から悠里を批判する電話が掛かってくる。
 
「そろそろ警察へ届けた方が」と心配する丈治を振りきり、「名前は?名前も無いのは幽霊と同じ。存在しない人の言葉など耳に届かない」と言い切る。
 
電話をかけた聖子(エド・はるみさん)は「幽霊」という言葉にショックを受ける。
 
悠里を訪ねて長男・洸(松坂桃李さん)の別れた彼女・リョウコが「妊娠した」と告げる。
 
彼女の妊娠を喜んだという悠里の言葉に洸は「彼女に堕ろすように言う」と言い、丈治もそれに賛成するが「早乙女家のDNAを受け継ぐ子供の誕生は良いことだ」と不敵に微笑む悠里。
 
陸上をやめたことで早乙女家を出された次男・廉(矢野聖人さん)は、父親の明石辰也(寺島進さん)のもとに身を寄せていた。
 
隣人のリカも一緒にピザ(リカがお金を払うハメに)を食べながら、「高校生の廉を追い出すなんてひどい」と言うも、辰也は「悠里はゴールドメダルに取り憑かれてるから」と言う。
 
面識の無い死んだ伯父の夢を受け継がされることに納得のいかない廉。
 
「スポーツは参加することに意味があるのでは?」と言うリカに、元金メダリストらしく辰也は才能ある者は上を目指すものだと話すのだった。
 
息子の留守中にパソコンを覗いた聖子は、そこの書きこみが「名無し」による「死ね」の言葉の連続なのを食い入るように見つめる。
 
息子に見とがめられた聖子は「名前を名乗らないのは幽霊でしょう?存在しない、誰も相手にしない!」と言い、再び血まみれになるほどの暴行を受ける。
 
床に転がり狂ったように笑う聖子。
 
悠里はかつて辰也が経営し、潰してしまった店に辰也を呼びだし、一番辰也によく似ている廉が陸上をやる気になるよう説得して欲しいと頼む。
 
別れ際、お金に困っているとリカに聞いていた悠里は辰也に現金を手渡す。
 
その現場を道路を挟んで見ていた丈治は複雑な表情をする。
 
丈治の報告で、リョウコの妊娠はウソで、父親はリストラに遭い金銭的に困っているらしいことがわかる。
 
悠里の予想通り、リョウコは父親を伴って現れる。
 
父親(平田満さん)は分別のある父親らしい言葉を並べ、娘には子供を中絶させるが慰謝料を払って欲しいと一千万円の支払いを要求する。
 
そこに現れる洸。
 
明かに動揺を隠せないリョウコ。
 
悠里は一千万円の小切手を切り、リョウコに受け取りに来るように言うが、いたたまれなくなったリョウコは「妊娠はウソだった、小切手は受け取れない」と言う。
 
慌てる父親に悠里は「リストラに遭った悔しさがわかる。しかし悔しさをバネに這い上がろうとせず、社会を恨むような人は人品卑しい人間だ」と言い、リョウコに今後の金銭的な援助をする代わり娘を売るような父親と縁を切るように言う。
 
娘に「女」を売らせようとする人間は人品が卑しいのだと。
 
しかしリョウコは「本当は気が小さいけど優しい父親だから。魔が差しただけなんです!」と父を庇い悠里の申し出をきっぱりと断り、父と共に社長室を出ていく。
 
一部始終を見ていたリカは、洸に「彼女を見送ってあげて!」と言う。
 
別れ際が大切だと訴えるリカの言葉に、洸は二人を追いかけ「ありがとう」と頭を下げるのだった。
 
出過ぎたマネをしたと謝るリカに「グッジョブ!別れ際が男の人品よね」と微笑む悠里。
 
この一連の行動が悠里の計算だったことを知り、驚くリカ。
 
リョウコの家族が再生できるよう、悠里が図ったことだったのだった。
 
兄妹の中で唯一何の迷いも無く練習に励む晶に、「悠里を愛しているからプロポーズした。晶の気持ちには応えられない」と言う丈治。
 
傷ついた晶は取材で知り合ったカメラマンを誘い、夜の町に消えて行く。
 
それを偶然見ていたのは廉だった。
 
また社長室に謎の女から電話が掛かってくる。
 
彼女は「私の名前は丹羽聖子です」と名を名乗るのだった。
 
 
 
あらすじ・・・こんなもんで良いでしょうか?←この後が長いので。
 
たぶん公式HPにもっと詳細なストーリーがアップされると思います。
 
すみません、先に念を押しておきます。
 
ワタクシ、天海祐希さんの大ファンです!
 
しかししかし・・・早乙女悠里はいただけない。
 
まだ二話だけど、計算計算計算・・・もここまで巧妙だと人間離れして見えます。
 
・・・ま、いい。
 
まだわかんないから、悠里の性格はこの辺で。
 
 
毒吐きます。
 
悠里とリカの「買い物脳談義」と「ホントの友人談義」、そして最後のリカちゃん人形のくだりって必要ですか?
 
悠里の考え方や孤独、意外な少女趣味はわかりましたが・・・
 
なげーよっ!!(ノ`´)ノミ┻┻
 
いちいち「そんなぁ~」とうろたえるリカがうざいっ!!
 
そんなに時間を割かなきゃいけないほど必要な場面!?
 
この二人の言い合う・・・というか、悠里がガンガン自分の考えを述べ続けるシーンが鬱陶しい。
 
しかもこのシーンになると悠里の性格が変わる。
 
一体何を言いたいわけ!?
 
 
三男・朋(大江駿輔さん)は、存在しませんね。
 
誰にも見えてないみたい、悠里とリカ以外には。
 
プールサイドで兄妹が語り合うシーンでもリカとツーショットのシーンと、悠里の見るモニターにしか朋の姿は映っていないし、兄妹の言葉に時々言葉を挟んでいるにも関わらず、三人は全く相手にしていない。
 
食卓も共にしない。
 
今回は悠里と一緒のシーンすらなかった。
 
朋ってナニモノ!?
 
悠里が作り出した幻想の子供?
 
悠里の中に住む兄の身代わり??
 
インナーチャイルドの象徴!??
 
・・・今言うのもナンだけど、朋の存在って必要???
 
なんで、リカには見えるの?
 
 
一人の夜にふと現れる亡き兄・修一(水上剣星さん)の幻想。
 
海辺で微笑む兄。
 
兄の幻に話しかけ、誰にも見せないような優しい微笑みを見せる悠里。
 
「私、頑張る」の言葉に、悠里がどんなに表で肩肘を張って無理をして、「早乙女悠里」を演じているのかが伺える場面でした。
 
 
廉は心臓に疾患があるのかな?
 
 
丈治はイイ年ぶっこいた大人のくせに浅はかに見えました。
 
ホントに彼は、悠里の良き理解者なのでしょうか?
 
悠里が辰也にお金を渡す姿を見て、焦ったか血迷ったか知らないけど、若干十七歳の小娘相手に何をマジメに「オマエの気持ちには応えられない」だァ~~!?
 
そんな言葉を晶に言うことで、晶に何のプラスになるというのか?
 
彼女の気持ちに応えられなくても、なんで黙ってられないの?
 
未熟な少女が傷ついて、やる気を失い自暴自棄になることまで見通せないのか?
 
それでよく悠里の良き理解者だなんて言えるんだろう?
 
大人が子供の足を引っぱってどうするの?
 
丈治の存在が、丈治への思いが晶の金メダルを目指す原動力になるなら、思わせてあげりゃいいじゃない。
 
思う気持ちは自由でしょっ!
 
晶だって成長すれば、丈治なんかよりもっとイイ男を愛するようになるかもしれないのに。
 
なんで今なのよっ!!!(ノ`´)ノミ┻┻
 
 
個人的意見ですが、私はやっぱり長沢まさみちゃんの演技がダメです。
 
前回は可愛いと思ったけど、彼女そんなに重要な役柄なのかどうか知りませんが、キャーキャーワーワー言うのもうるさいし、セリフ(特に洸に自分の失恋を語るシーン)の言い方が非常に不愉快。
そんなに前面に押し出すキャラでしょうか?
 
 
今回、良かったエピソードはリョウコの妊娠騒動だけだった気がします。
 
ちょっと計算高すぎる悠里の言動は、あまり良いとは思えませんでしたが、結果彼女の一家を再生させる方向に持っていったのはドラマ的なエピソードとしてはアリとしておきましょう。←私は何様?
 
しかしこんなに無駄な悠里とリカの長ゼリフのやりとりが必要でしょうか?
 
そんなのいいから話をとっとと進めないと、あんだけ一話でタネ撒きしといて1クールで全部を収穫するとこまで持っていけるのか!?
 
悠里にリカちゃん収集の趣味があることが今後何か意味を持って来るの???
 
どんどん悠里って人がハチャメチャなキャラクターになって行ってる気がする。
 
あまり脱線も過ぎると、ユーモアを越えて不快です。
 
野島さん、何を訴えたいんだろう?