孤児のジェルーシャ・アボットは、得体の知れないスポンサーにお金を出してもらい、学校へ行くことになった。
条件はただ一つ。
月に一度、スポンサーの某氏に宛てた手紙を書くこと。
ジェルーシャは、そっとのぞき見た某氏の長い影をヒントに、彼を「あしながおじさん」と呼び、返信の無い手紙を毎日にように書き送るのだった。
一方通行の手紙にイライラしてしまったり、見えぬ某氏のことをあれこれと想像したり、年頃の娘の複雑な気持ちの動きがとても繊細に描かれた作品だと思いました。
ラストの展開はまるでお姫様の童話のよう。
それにつけても思い出すのは「キャンディ・キャンディ」。
・・・夢中で読んだ世代ですから。(* ̄∇ ̄*)>