私は図書館でテキトーに本を取っては借りてくる。
 
だから読むまで内容はまったくわからない。
 
「枯骨の恋」は第3回『幽』怪談文学賞短編部門の大賞作品だった。
 
わしゃホラーは苦手なのじゃ。
 
しかし大賞作品の割に地味なストーリーだと思った。
 
他に「親指地蔵」「翼をください」「GMS」「棘の路」「アブレバチ」「メモリィ」と6作品が収録されているのだが、この本はホラーだな、と気が付いたのは「親指地蔵」の途中あたりからだった。
 
え?鈍い?
 
仕方ないじゃん!!(ノ`´)ノミ┻┻
 
ちょっと辛口の意見を述べさせて頂くと(私は何様?)、ストーリーが中途半端な感じがした。
 
結局「なんでそうなったの?」「どうしてこうなるの?」と疑問を持ったまま終わってしまう。
 
一冊に7編もの短編を収録するのなら、1編でいいからホントに怖くてホントに切なくてホントに「すごい!」と唸らせてくれる作品を所望したい。
 
この程度で文学賞の大賞が取れてしまうのかと思うと、なんかレベル低いなと思わずにいられない。