友人がお母さんからひどく傷つく言葉を言われたそうです。
事情を聞けば、お母さんは胃潰瘍になっておられるそうです。
きっとお母さんも自分のことで気持ちがいっぱいいっぱいになってたんでしょうね。
苦しいから、ついひどいことを言ってしまったのでしょう。
八つ当たりなんでしょうね。
言えば傷つけることがわかっているのに言ってしまった・・・お母さんも反省してるんじゃないかと思います。
でもポロッと出た一言が、友人の心を深く傷つけたのは確かです。
傷つくとわかっている言葉を知っている人が言うのですから、そりゃショックです。
お母さんから発せられた言葉は、お母さんの100%の本心では無いはず。
だけど、そのときの感情の赴くままに言葉を吐き出してしまった。
言われた方は100%言葉通りの言葉を受け止め、傷つくのです。
いっぱいいっぱいになってしまったとき、思わず八つ当たりしてしまうのは自分より弱い立場の者。
子供や赤ちゃんや老人や病人や犬や猫・・・。
自分より弱いから、抵抗しないから、苦しい自分をこれ以上苦しめないから・・・。
怒りや苦しさ、悲しさ、辛さ・・・それは時に天使を悪魔に変えるチカラを持っているのですね。