月曜日の朝。
 
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また新しい一週間が始まった。
 
朝起きると、四月ももう半ばを過ぎようというのに、冬のような寒さ。
 
一体いつまで、この冬のような厳しい寒さが続くのだろう?
 
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私は愛する息子のために、今日も愛情をたっぷりと込めたガッツリ弁当を作る。
 
彩りと栄養と、そして何より今日一日の無病息災を願って。
 
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もう時間だというのに、息子が起きて来ない。
 
おかしいわ、どうしたのかしら?
 
目覚ましが聞こえないの?
 
 
「フェルディナンド!何をしているの?遅刻するわよ」
 
少しの静寂のあと、フェルディナンドは呟いた。
 
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またアラームに「悲しい冬のソナタ」を選んだのね。
 
悲しい曲で目覚めた朝は、とっても感傷的になってしまうデリケートなフェルディナンド。
 
でも、私が腕によりを掛けて作った、このガッツリ朝ご飯を食べれば、あの子の気分も明るくなることでしょう。
 
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この朝ご飯を見れば、きっとフェルディナンドも明るいヨン様そっくりの笑顔を見せてくれるはず。
 
でも・・・
 
 
 
それは大きな誤算だった!!!
 
 
 
フェルディナンドは、開口一番、こう言ったのだった。
 
 
 
 
 
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私ったら、なんて愚かな母親なのっ!?
 
もうフェルディナンドの母親でいる資格なんて無いわ!!
 
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私の美しい涙を見て、フェルディナンドも言い過ぎたことを反省してくれました。
 
そしてしっかりガッツリメシを食べて、元気に出かけて行きました。
 
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素直なフェルディナンドのはにかんだ笑顔を見るだけで、私は母の喜びを感じるのでございます。
 
 
そうそう、フェルディナンドを送り出したら、次はまるでワンコのような娘にご飯をあげなくちゃね。
 
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ママが腕によりを掛けて作ったカオルコちゃんのご飯よ。
 
召し上がれ!!
 
 
じゃかじゃん!!  ←辻ちゃんをすごく意識
 
 
 
 
 
 
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ああ、そうだ。
 
あの人を起こすのをすっかり忘れていたわ。
 
結婚する前は確か三浦友和にそっくりだった、あの人。
 
 
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遠くにいるころは、ちょっと瀬名くんに似てると勘違いして夢を見ていたこともあったけど
 
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今じゃ、すっかり
 
 
普通のそこら辺によくいる、ただのオッサン
 
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そんなオッサンにも、オッサンに似つかわしい弁当を持たせ
 
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朝の慌ただしいときを何とかやり過ごしたのです。
 
何も無かった一日の朝のほんのひとときのできごとでした。
 
 
 
つづかないっ!
 
二度とやらないよっ!(ノ`´)ノミ┻┻
 
 
 
この日記が事実に忠実に基づいて構成されておりますが、登場する人物、画像は全てに於いて完全なるフィクションであり、内容もかなりドラマティックに脚色しております。<(_ _)>
 
 
つまり
 
 
うそっぱち~~!(爆)
 
どんだけ大仕掛けやねん!(ノ`´)ノミ┻┻  ←今日も無駄な労力