ワタクシが大好きな俳優・役所広司さんが主演された映画「ユリイカ」の原作者で、同作品で三島由紀夫賞を受賞された作家さんだそうです。
なぜ先に作家さんのことを書いたかと言いますと、読んでる途中で何度もやめようかな~と思ったから。(爆)
毒づきますので、この作品や作家さんのファンの方は気分を害すると思います。
あくまでも私的主観での感想ですので、ご容赦くださいませ。<(_ _)>
「天国を待ちながら」「見返りキメラ」「帰り道が消えた」の三作品。
別物でありながら三つの作品に登場する女性たちは最終的に一緒に旅をしている。
映像を大学で教える不二夫は、妻の由実との夫婦生活を撮影するという行動に出る。
それはどんどんエスカレートしていき、由実は戸惑い、不二夫から離れていく。
不二夫自身の心の闇がそんな行動に走らせてしまっているのだけど。
幼なじみのミチルとカナエ。
ミチルはカナエの母に憧れている。
自分の母とは上手くいかないのだ。
小説家のカナエはミチルの恋人に手を出してしまう。
この二人、幼なじみだけど友達では無いな・・・って感じ。←いい加減( ̄ェ ̄;)
語学学校の受付をする幹子は生徒の男性と不倫中。
・・・・・あらすじはめんどくさいので割愛。(爆)
結局、由実とカナエと幹子の三人が宮古島に旅に出るのだ。
なんと計画してから足かけ二年での決行。
・・・・よかったね。←冷めた感想
もうね・・・・話の内容はどうでもいいや。(爆)
とにかく読みづらいの、この作品。
この作家さんの作品ってみんなこうなの?
とりあえず改行してくんないかな!?(爆)
文字が過密し過ぎ。
これって編集の問題?
あと、これは作家さんのこだわりというのかクセなのか知らないけど、会話文にカギカッコを使わない。
ーーなんとかかんとか ←こんな風。
一カ所ならともかく、会話すべてがこれ。
読みづらい!
しかも誰のセリフかわかりづらい。
読者がスラスラ読めない不親切な小説は、私はダメだ。
いくら作品が良くても読むのがしんどい。
私だけ?f(* ̄∇ ̄*)ポリポリ
あとね・・・いきなり主人公が変な妄想するのが勘弁ならなかったな。
何でもない日常で他人が「クソをひる」なんて場面を妄想するかい?
つーか、物語上、そんな妄想が必要かい?
いらんところで、そんないらんくだりがあるせいで、いらん想像をしなくちゃならんのはどうなんだ?
たぶん、すごい作家さんなんだろうけど、私には合わないようです。
ゴメンナサイ。ε=ε=ε=ε=┏(; ̄▽ ̄)┛ ←言うだけ言って逃亡