今日は実家の母と一緒に父のお墓参りに行ってきました。
私の両親は、なぜかとっても信心深い方々で、ワタクシご幼少のみぎりから遊園地と言えば神社、動物園と言えば仏閣、散歩と言えば近所のお地蔵さん、食べ物はとりあえず仏壇を通過してから食卓へ・・・のような家庭に育ちました。
そこら辺の「なんちゃって」な坊さんよりも読経の上手い父は、のんべでど~しようも無い人でしたが、どんなに酔っぱらっても仏壇の前に正座して毎朝毎晩お勤めするような人でした。
つれあいの母も、これまた信心深い家庭で育った人でして、父がいるときからもいなくなってからも相変わらず神仏へのお勤めを欠かさず行っております。感心します。
・・・・なのに、こんなアフォーなアラフォー娘でゴメンナサイ。(* ̄∇ ̄*)> ←マジメに謝れ
そんな父は生まれ故郷のお寺に眠ることを生前から強く願っておりましたので、若干遠いのではありますが、あの父のたっての願いだったので父のお墓はちょいと遠い某所のお寺にあります。
しかし・・・そこは信心深い夫の信心深い妻である母は、父が亡くなってからというもの月命日参りを欠かしません。
特別な・・・たとえば祥月命日、お盆、お彼岸などには必ずご住職に本堂でお経をあげて頂きます。
はるばるご住職に我が家まで来ていただくこともあります。←実家ですよ
いつもフトコロに携えた、父の遺影を置いて、そりゃ~もう、アンタ生前だいぶ父ちゃんの悪口言ってなかったか?と突っ込みたくなるほどです。(爆)
ま、そんな話はおいといて。
ワタクシは今回数ヶ月ぶりのお墓参りをいたしました。
父ちゃんは死んでますが健在でした。←どっちだよ?
元気そうで何よりでした。ゞ( ̄∇ ̄;)おいおい
実は父の実家周辺は空襲で焼けてしまって、今は影も形もありません。
父は生きている間に両親の五十回忌を迎えている人です。
親がいない五十年の苦労って・・・全然わかりません。(爆)
アフォーなアラフォー娘ですみません。(* ̄∇ ̄*)>
母も父親の五十回忌を済ませて久しい人です。
親を亡くして五十年もすごいけど、祖母のつれあいを亡くしたままの五十年もなんか壮絶です。
そんな親や祖母を持ちながら、アフォーなアラフォー娘ですみません。(* ̄∇ ̄*)>
ま、そんなわけで、父以前のご先祖様のお墓というのは、父のお墓とは別の場所にあるんです。
今日はそちらにもお参りして、お掃除などをして参りました。
何せ年期の入ったお墓なので、一人にひとつ墓石があるようなスゴイ場所なのです。
毎度この作業が大変で、メインの父の墓参りが霞むほどどえらい目に遭います。
しかし、古い墓標を眺めているとたまに面白い発見があったりもします。
・・・・墓で楽しむなって?
じゃ、あの墓掃除で何を楽しめばいいんですかっ!?(違)
うちの父の祖先は、何やらお武家さまのようなのです。
明治時代の墓石には「士族」などと┌( ̄0 ̄)┐ ワーッハッハッハッ・・・・で彫り込んでおります。
まったくイケ好かない感じです。
しかし「士族・某万助」・・・墓石に「士族・某万助 妻○○」と名前を彫り込んで┌( ̄0 ̄)┐ ワーッハッハッハッ・・・・な演出をしてるのですが、更にもう一個「士族・某万助 妻△△」というのを見つけてしまったではありませんか!
察するに、最初の妻○○が五十四歳で先立ったので、後妻をもらったのでしょうね。
共に七十代まで生きておりましたから。
でも同じ墓所で先妻の墓のすぐそばで、後妻と一緒の墓に入ってていいのか!?>万助!!
我が・・・どういう先祖か知らないけど、もう少し配慮しようぜ・・・あんたらのせいで、私がアラフォーになってまでアフォーなんじゃないの?←ぬれぎぬ
墓石はたくさんあるので、また何か発見して来ることにしま~す。
あ、メインは父ちゃんだよ。(爆)