はい、私の住んでる町には絶対無い職業シリーズ(←いつからシリーズに!?)。
AV女優のスカウトマンをしている寺崎は、職業柄通りすがりの女を見ても勝手に頭の中でランク付けをして値踏みをしてしまう癖がついている。
女の敵だ――――――――――――――――――――――――!(ノ`´)ノミ┻┻
そんな寺崎がスカウトした斉藤佑子(どっかで聞いたことがある名前!)は、これまでスカウトしたどの女の子とも違う雰囲気を持っている。
・・・まぁ、そんな展開じゃないとお話になりませんわな。
でっ
早速初めてのお仕事の日に待ち合わせの場所に佑子が現れない。
ま、そんな展開じゃないとお話になりませんわな。
でっ
寺崎が佑子の家まで迎えに行くんぢゃな。←すでに投げやり?
古くて荒んだ生活臭ぷんぷんのアパートに佑子はいたんだけど、一瞬「死体か!?」と疑ってしまったアル中の父親と、五歳のタカシっていう弟がいて、母親は逃げたとか死んだとかで。
佑子は母親のお下がりの時代遅れなワンピースを着て現れるんだよな。
ま、それまでのどの女の子とも違ったタイプの佑子の日常なんてもんを垣間見ちゃったもんだから、イヤが上にも気になってしまうんだな。
ま、そんな展開じゃないとお話になりませんわな。
でっ
ど素人ながら「使える女」と見込まれた佑子は、いきなりレイプまがいの(つーかレイプだろ)演技?をさせられてだな、さらに「これはイケる!!」と見込まれちまうんだわな。
もう、やーめた。(爆)
結局どうなったかっていうと、どうにもなってないのよ。
だから感想の述べようが無い。┐(´-`)┌
いっぱいエピソードちりばめて「ででで、どうなるの?」って興味持たせておいて「終わりかよっ!?(ノ`´)ノミ┻┻」って展開で。
佑子がAV女優になるにあたって自分を高く売りつけようとしたのも、結局は親の借金の返済のためとかじゃなくて「拳銃を買って自殺するため」。
それならそれでいいけど、気が変わったのはなんで??って疑問が残ったままだし。
父親の借金取りが来るから、出かけるときにはタカシを外に出して家に鍵をかけて出かけるような状態なのに、お金貰ったら「私のお金だから」なんておぬかしになって・・・確かにアナタのお金だけど、タカシを何とかしてあげようとか思わないの?とかいらん世話を焼いたりして。
寺崎に買って貰ったワンピースを破られたときの狂気っぷりから、これはここから寺崎とどうにかなるのか~~~??と期待させておいて「そこで終わるんかい!?(ノ`´)ノミ┻┻」ってところで唐突に終わり。
私のこのモヤモヤした気持ちをどうしてくれるの!?(ノ`´)ノミ┻┻
そんな一冊でした。←普通にまとめて終わり?な終わり方をしてみたりして。(爆)