イギリスの元皇太子妃・ダイアナの人生を彼女と親しかった作者が赤裸々に綴った一冊。
美しくて誰からも愛されたイギリスのバラの花・・・そんなダイアナ元妃のイメージをことごとくひっくり返してくれました。
皇太子とのロマンスも計算ずくめだったことや、結婚する前から過食症を患っていて、拒食・過食を繰り返していたことや、数々の男性遍歴や性格的な問題など、読んでしまえば何と人間くさい皇太子妃だったのだろうと思いました。
でもね、死者に鞭打つじゃないけど・・・こういう「暴露本」って気分悪いな。
それもダイアナさんと親しかった人が著者だなんて。
信頼して悩みを打ち明けたり、話をしたりしていたんだろうに、死後にこんな形でお金儲けや売名の道具にされてしまうなんて「死人に口なし」ってことかな・・・ちょっと人間性を疑ってしまう。
どんな地位にあろうとも人間は所詮生身の生き物。
表向き、きちんと「皇太子妃」の仕事ができていれば、見えない部分まで知らなくてもいいし、晒す必要もないような気がする・・・。
「皇太子妃」のころなら仕方ない部分はあったにせよ、彼女は一般人になったわけで、一般人として亡くなったわけで。
あ~でも、やっぱり元皇太子妃だから、どこまでも一般人扱いでは無かったのかな。
凡人苦しむ・・・・(爆)
チャールズ皇太子とはうまく行かなかったけど、最後にドディさんという素敵な恋人に巡り会えて束の間ではあっても幸せなときを過ごせたのは良かったんだよね。
チャールズ皇太子も長年の恋を実らせてカミラさんと結婚できたし。
回り道をしただけだよね・・・。
皇太子妃時代のダイアナさんがとってもチャーミングで綺麗で素敵なプリンセスだったのは事実だし、彼女にみんな魅了されたのも事実だし。
それでいいじゃん。
d(ー.ー )ね!
綺麗な思い出だけ覚えてたらいいわ♪
こういう事実もあったことも踏まえてね。