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のちのオーストリア皇妃エリザベートはバイエルンの公爵マクシミリアンとルドヴィカの間に生まれ「シシィ」の愛称で美しく健やかに育った。

オーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフⅠ世の母、ゾフィーはルドヴィカの姉で、皇帝の花嫁にシシィの姉・ヘレネをと白羽の矢を立てたが、フランツとシシィは恋に落ち、ゾフィの思惑を裏切る形で結婚した。

夢見がちな少女シシィには皇妃の責務は重く、生まれた子供すら自分の手で育てることを許されない宮廷での暮らしは耐え難かった。

太っていると言われないためのダイエットに励み、その美貌に磨きをかけることで自分の存在価値を見出し、一人でも闘って勝ってみせると強く決意する。

三人目にようやく皇太子ルドルフを出産するが、皇太子も自分の手で育てることは許されなかった。

四人目に生まれたマリー・ヴァレリーだけを自分の手で育てることに成功する。

しかし皇太子ルドルフはマイヤー・リンクで心中事件を起こし逝去。

以後シシィは喪服を着続ける。


私がエリザベートを好きなのは、一見人も羨むような地位と名声を持ちながらもいつも自分の中にたぎるものがあり、生涯を通じてけして妥協しなかったところです。

シシィは強くて美しくてカッコイイ。

怖い姑にも負けてない。

表紙の肖像画はとてもとても美しい。

大好きです。