米相場の話。

・・・なんじゃらほい?って訳で、よくわからなかったけど、藤吉という友人が女郎と

心中したことに疑問を持ち、仲間と力を合わせて悪を突き止めていく、大阪の商人の話。


八角屋の吉之介は、心中した藤吉の死に疑問を抱く。

「話がある」と言っていた藤吉が、何も語らずに心中などするだろうか?

探っていくうちに米相場を一気に揺るがす大悪党の存在を突き止める。


商人の話というのが珍しく、米相場はさっぱりわからず・・・だったが、後半に向けて

十文字屋を追い詰めるまでは面白かった。

物語の詰めは甘かったかな。