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1996年4月~6月放送 フジテレビ

脚本 北川悦吏子



もうね・・・月9と言えば、私はコレに尽きます。

大好きでした!!

ビックリなのは、木村拓哉さん、このドラマが初主演作品だったんですね。
当時、私は「キムタク~?フン、なにコイツ~」って斜に構えて思いっきり色眼鏡で見てた頃でした。

ヤラレました・・・瀬名くんに。

こんなイイ奴いないよ~~って思いながら見てました。

カッコイイ外見には全然自覚無くて、ピアニスト目指してるけどコンテスト落ちまくりで自信が無くて

涼子ちゃん(松たか子)のことが好きなのに全然アタックできなくて・・・。

「アノ」キムタクがこんな冴えない役をやってるなんて・・・って思ってました。

瀬名くんが木村拓哉さんへの、私の持ってた悪いイメージを全部取っ払ってくれました。



少々毒を吐くと、木村さんのドラマって職業が違う、設定が違う・・・・って変化しても彼自身に合わせて

キャラ設定されている感が否めません。

だから「キムタクは何をやっても同じ演技」って言われちゃうんじゃないかな?

私はね、瀬名くんを見るまではそっち寄りだったように思うんです。

何しろ、いろんなことに出遅れる私ですから(爆)、「ロンバケ」も再放送を見てハマッたというズッコケ

ぶりでして。( ̄▽ ̄;)

役者ってね、やっぱり役に合わせて化けてナンボのお仕事だと思うんですよ。

なので、やっぱり「キムタクはこういう性格の役」に定着しないで、あれこれ触手を伸ばすことを若い頃から

もっともっとして欲しかった。

瀬名くん役のとき、彼は24歳でした。

やっぱりね、いい男って言われてただけあって、美しいと思いました。

全然ご本人とはキャラの違う、瀬名くんという役柄が、彼の外見まで瀬名くんに変えてました。

まず、顔つき。

ちょっと不良っぽい、はすっぱな感じの目つきで、人を上から目線で「はぁ?」みたいな顔つき・・・

それそれ!って木村さんを想像できませんか?

瀬名くんでは、その顔つきが消えていました。

見事に役になりきっていたのだと思います。

あれ以降・・・残念ながら別の顔をした木村さんに会えていません。

これは彼一人の責任では無いと思います。



SMAPもグループの平均年齢が三十代後半になり、ジャニーズのアイドルも世代交代を迎えています。

芸達者な後輩たちは、これからもどんどん出て来ます。

木村さんは他のメンバーと違い、ピンで歌手をやることもバラエティで笑いを取るという位置も

ちょっと違うような気がして、やっぱり彼は俳優・木村拓哉であり続けるような気がしてなりません。

スマスマなどで見せてくれるコントも面白いものもありますが、彼一人でそっち系は無理でしょう。

ファンもそんなの期待してませんし。

役者として、幅を広げて欲しいなと思います。

同じ「検事役」でも「HERO」では型破りな役だったけど、今度は大真面目な頭のガチガチにカタイ検事とか。

職業で変わるのでは無く、人物の持つ個性に自分から近付いて行って欲しい。



ありゃりゃ、ロンバケ談義のコーナーで木村拓哉さん一人を語ってしまいました。f(* ̄∇ ̄*)ポリポリ

明日は、少しアングルを変えて「ロンバケ」を語ります。

木村さんファンの皆さま、不快に思われたかもしれませんが、私はアンチ木村ではありません。

愛ある苦言と受け取ってくださいね。<(_ _)>