空の中

￥740
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【story】

200X年、謎の航空機事故が相次ぎ、メーカーの担当者と生き残った自衛隊パイロットは調査のために高空へ飛んだ。高度2万、事故に共通するその空域で彼らが見つけた秘密とは?一方地上では、子供たちが海辺で不思議な生物を拾う。大人と子供が見つけた2つの秘密が出会うとき、日本に、人類に降りかかる前代未聞の奇妙な危機とは―すべての本読みが胸躍らせる、未曾有のスペクタクルエンタテインメント。

未確認生物（UMA）と人間が出会うSFものです。

読んでいても頭の中にイメージが浮かんできて

、
本当にこういう生物がいてもおかしくないなと思ってしまいました。

あり得ないお話ですが、あまりにリアルで、
一般人が知らないだけで、こんな風にたまにUMAと人間は接触していたりして・・・とか思ってしまいます

ストーリーの軸は、UMAと人間が初めて出会い、
戸惑いながらも話し合い、衝突し、共存へ向けて折衝していくのですが、
もちろんその中でも大人と子供の二つの恋のお話も進んで行きます

でも一番印象深いのは、主人公の保護者として出てくるおじいさんかな。
正しい事、間違っていること、色々な事をキチンと教えてくれていて、すっと心に入ってくる。

「空の中」いいお話でした

「くじらの彼」の中に、
このお話で出会たカップル(大人)のその後が描かれています