極悪女王 | 深夜のしゃべりたい欲を満たすひとりごと

深夜のしゃべりたい欲を満たすひとりごと

記憶力皆無の脳を助けるための日記

もちろん一気見!!




覚えていることも、覚えていないことも色々と忠実に再現されていて凄い!!


マニア的には、その技はその時にはまだないんだな。とか細かいことを誰かと話しながら観たいねぇ。


「輝きたいの」に続いて「極悪女王」を観てすっかり頭はあの頃にタイムスリップ。


あの頃の全女を観てなかった人や、その時代に生まれてなかった人たちはどう感じるんだろう?


私的にはそれぞれ実在のレスラーの見た目や話し方やキャラクターの再現度が凄くて、観ているうちに顔だけ見ても誰かわかるくらい。


顔が似ているわけじゃないのに、役者さんって凄いなぁ。


全女は特に1試合1試合に本当の人間関係や上下関係や下剋上が詰まっているから、作られたストーリーじゃない方に転がっていく感じも、リアルとフィクションが入り混じる感覚に似ている。


25歳定年制というのがあったので、15歳で入門して新人から中堅になるまでに3年くらい。

トップは長いようでも5年くらいの間に全てのドラマが詰まってるのだ。


あの頃は今のように30年とか40年やる選手が出るとか、引退した人が復帰するなんてことはなかったし、18歳を超えて入門するなんてこともあり得なかった。


団体も全女しかなかったから、本当に限られた人しかレスラーになれなかった。


だけど試合は年間250試合とか300試合とかあったから、トータルでの試合数は今と同じかそれ以上なのかもねぇ。


いいとか悪いとかじゃなく、プロレス人生の濃度が濃い。そして自分の年齢があまり変わらないうちに同じ気持ちのまま夢中になれた。


江戸時代だと既に50歳は寿命全うしてたけど、今は人生100年。そーゆー違い。


これだけ長い自分の人生なのに、なんでたったの5年〜10年くらいしかできないことを、私はやらなかったんだろうとやっぱり今も思う。


なぜ、それを止めたり、やめたりしてしまうんだろうと、今も思う。


だからこそ、あらゆる努力をしてやりたいことを叶えた人たちのことを心から尊敬している。


今はお友達のように何人かのレスラーの方々に一緒に遊んで貰ってるけど、あっち側にいた人と、こっち側の自分というのは全く違うんだとずっと思ってる。


もう、だいぶ長く人生をやってきたから、生まれ変わって最初からなんてやりたくないけど、もし18歳に戻ってしまったら絶対に全女に入る道を迷わずに選ぶ。


すぐに辞めてしまったとしてもね(笑)根性ないんで(笑)