野田秀樹さんのお芝居を観るのは3回目かな?
おのれナポレオンと、桜の下のなんちゃらと今回のやつ。
おのれナポレオンはセリフだらけの円形舞台だったんじゃなかったかな?
桜のなんちゃらのときは演出ってゆーのか舞台転換みたいのが凄くて、テーマは重かったんだけど内容も目で観る大胆ななんちゅーの?まあ、そーゆーのがものすごくて。説明できないし生で観ないとわかんないのがお芝居なんだなと。
今回は噂の走り回るとか、そーゆーのってこーゆーことなんか。と。
走るっつったら全力疾走のスピードだし、内容も言葉も面白いけど、役者さんたちがテレビでも観る有名な方々で、ドラマや映画じゃわからない「お稽古」含めてすんごいお仕事なんだなぁ。って。
衣装やセットが凄いと思うんじゃなくて、動きやセリフや得意の?布違いがものすごくて。
セリフの言葉遊びみたいなのもお家芸なんだ。。。とか。
大人たちが全力で作り出す世界の凄さ。
どうやったらそんなこと思いつけるの?という驚きの連続で、どうやったらこのスピード感でこんなことできるの?の連続で、動きやセリフも計算しつくされ、練習しつくされ、見た目の美しさやカッコ良さや個性も凄いから、どうやってこれだけの一流の人ばかりを集めてこられるの?とかとか。
ただただ、凄いもの観たなぁ。って。
次回観るときは、休みの日にその予定しか入れないで観るべきだなぁ。とも思った。そのくらいの重たさ。
脳がクリアになってないと追いつけない。
一つ置いて隣の人が、息がうるさい人で(笑)
隣じゃなくてまだよかったけど、息してるだけでもうるさいのに、「ほぉ」とか「はぁ」とかも言うし。静かに観ろよ(笑)
普段観てるのが冬美ちゃんで歌で1人だけでいくつもの世界観のものに対して、たくさんの人がそれぞれに凄くてひとつのものが完成するお芝居は全く違う脳や感覚。
音楽でいったらオーケストラのクラッシックを聴くような感じ。
オリジナルのクラッシック(ジャンル)の楽譜を書けちゃうのってどーゆー才能?と思うけど、脚本や演出に関してそーゆー感覚だったと思う。
お芝居っぽい話し方だな。とか、そーゆーことが一切気にならなくて、話し方のリズムが揃っているから誰が話していても同じ世界観なんだと思う。
観終わったときのドンとした疲労感や整理できない感情があって、一人で観て良かったと思う。
リセールチケットだったけど、良い席だったからメガネなしでも表情もよく見えて、ほんと、タイミングよく観られて良かった♪
ほんと凄かったなぁ。。。