前川さんが15年ぶりに1試合するとのことで後楽園へ。
「蹴り殺す」と書いて「蹴殺(シュウサツ)」が前川さんのキャッチコピー。おそろしや(笑)
実は私が練習生時代に道場番をしていたのが前川さんで、受け身を教えてくださっていたのだ。
前受け身が怖くてできなかったんだけど、前川さんに教えてもらってできるようになったと記憶している。。。
その後、オーディション後にカラオケ屋さんでたまたま会い、
「辞めるなら入る前に辞めればファンでいられるからその方が良かったよ」
と独特の慰め方をしてくれた(笑)
ずっと落ち込んでたときだったし、じゃあ、会場に行ってもいいのかな。とファンに戻れたのは実はこのときに前川さんに会ったから。
さらに時は流れて就職もしてからムサコに出入りするようになり、確か目黒駅で偶然会ったんじゃなかったっけかな?
もはや覚えてないよね。。。と思ってたけど
「大学卒業したから来れるようになったの?」
ってプロレスに入らなかったいきさつまで覚えてくれていて。。。
「その節はどうもすいませんでした」
みたいな会話したと思う。
その後はムサコで会ったり、売店のお手伝いしてるときは売店番長もされてたから顔見知りになり、、、、
ゴハンややぎさんで会うことも増えて、ゴルフするようになってから普通に話せるようになったかな。
どっちかっつーと、私にとっては先輩で、シャチョーの友達。みたいな。
レスラーの方々とはやっぱり元がファンだから普通にはお付き合いできないんだけど(気が引けて)前川さんはずっと変わらずなんだか部活の先輩みたいな感じ。
同じ飛鳥さんファンの先輩的な(笑)勝手にそう思ってるんだー。
んで、今日の試合。
15年のブランクを2年間の練習を経て見事に埋めて、几帳面で律儀なキックの数々。
膝がおかしいと聞いていたから、四の字固めをするななちゃんに「いじわるー!」と思いつつも、遠慮なくいって大丈夫。という信頼関係も感じ胸熱。
たしかに、今、前川さんの周りにいる人たちは現役時代の前川さんを知らない方々で、それも人見知りだった前川さんを思うと第二の人生として素晴らしいと思うけど、やっぱりこーゆー素晴らしい選手だったんだよ。ということを知ってもらえて嬉しい限り。
引退後も常に裏方仕事も率先して手伝ってきた前川さんだけに、出るのであれば現役選手に失礼のないようにプロのクオリティーで出なければ。という心意気と努力をビシバシと感じて、また胸熱。
年齢は私より2つ上。
本気になってやればできる。
そう簡単には誰もができるわけではないけど、見事にやりきったのは、プロレスを舐められたくないという強い気持ちからだと思いました。
五紀さんの一度きりの復帰戦への挑み方も凄まじかったけど、今日の前川さんからも全女育ちの逞しさを感じて、いやー、ほんとにもう、胸熱!
やっぱり全女がイチバン!なのだ♪