莫高窟! | 深夜のしゃべりたい欲を満たすひとりごと

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記憶力皆無の脳を助けるための日記

敦煌にはこの莫高窟を見に来たんだけど、これは見ないと写真では絶対わからない系の大好きなやーつ!

フーちゃんがまたしてもナイスで、日本語ガイドツアーに申し込んでおいてくれたから説明もバッチリ♪

最初にムービーを2本観て、敦煌がシルクロードの要所であった説明と、莫高窟の見どころ解説。

特に2本目の莫高窟の説明はドーム形シアターですでにひとつひとつの穴の中身の解説。

以前はこれがなかったから莫高窟の中が混んじゃってしょうがなかったんだって。

ざっくり言うと莫高窟は期限後500年より前に一人の僧侶が掘り始めて、その後仏教が人気になってきたとき徳を積むためにお金持ちの個人がお金に応じた穴の大きさで仏像を備えて作っていったそうな。

だから穴はたくさん。

小さなものは顔も入らないくらいのものから、一番デカイのは唯一皇帝?王様?女王だから何?まあ、時の権力者が作ったのが一番でかい30メートル以上ある仏像。

穴の中は撮影禁止だから、蟻塚みたいな岩の穴の写真ばかり見てたから、中がこんな風になってるとは知らなんだ。

時代やお金のかけ方によって色んな内装。

仏像ちゃんたちは基本粘土。壁画には小さな仏像がビッシリ。

この穴は仏像がそのままだけど、壁画が剥がれたとか、前室が全て残ってるのはこの部屋だけとか、いろんな部屋を回りながらじゃあ1000年前はあんな感じだったのかな?とか想像しながら見る感じ。
だから写真にはその凄さは写せないのだ。

1000年に渡って新しい穴が彫られて仏像やら壁画やら作られて、洞窟の外も木造の屋根とか装飾とかされて、外壁にも壁画が描かれて。。。

それが、シルクロードから海運主流になってから人々から忘れ去られ、、、

さらに500年後に再発見というか、注目を浴びて世界的に有名になったのが1900年代。

ほほぉ。知らないことばーーーっかり。

何も調べて来なかったからね(笑)
歴史も地理もわからないし。
仏教もよくわからないし。

それでも、こうして2時間くらい観光したら「ほほぉ」ってなるやつ。

これは中身の仏像とか、装飾品とかを博物館で見たってわかんないよ。持ってっちゃダメだから、、、

んで、勝手に出入りできないように、各部屋には今のドアがつけられて、番号もわかりやすく振られていてアパートみたいになってて、ガイドさんがドアの鍵開けて不動産屋の内見のように案内してくれるのだ。

想像の5万倍くらい広範囲で、見どころ満載。

楽しかったー!!

で、夜は誰かがそっと莫高窟に貴重な文書を隠しておいたのを1900年代に見つけた人や、詩人や、掘ってた時代の人や現代人が錯綜するショー。

中国語わからなーいですからー、ぜーーんぜんショーの内容がわからなーーいですからぁ、、、

とても近代的というか近未来的な劇場で、徒歩でスタンディングの状態でエピローグから物語までを辿ったり、狭い部屋では天井や床がガラス張りでありえない角度から役者さんを見られたりと、とても凝った演出なんだけど、言葉がメインだからぜーーんぜんわからない。

言葉の伝わらなさと、言葉を超えて伝わる芸術について思いを馳せつつ居眠り出る感じ(笑)

エンターテイメントではないなぁ。
もっと歴史か芸術かどっちかを見せればいいのにもったいない。

中国語がわかるフーちゃんにとっては、わかりやすすぎる昨日のショーより、演出やセットやテーマに普遍の人類史がマッチしていて面白かったようなので、日本語オンリーの人は予め解説読んで行けば楽しめるかも。

その後、西安に移動するため敦煌空港へ。

23時過ぎ出発予定の飛行機がさらに遅れて30分押しくらいかな?

ホテルに着くのは2時超えるだろうねぇ。

普段から不規則な生活を送るフーちゃんと私ならではの旅だと思う!!

ちょっと無理すればできるんならやる感じね(笑)