立ち会い | 深夜のしゃべりたい欲を満たすひとりごと

深夜のしゃべりたい欲を満たすひとりごと

記憶力皆無の脳を助けるための日記

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先週、今週は撮影の立ち会い。というお仕事が立て続けに……

生放送通販が4回、録画の通販が…4回、情報番組が1回。

まるでタレント事務所かテレビ関係の仕事の人みたい。

出演するわけでもないのに何をするかというと、事前の打ち合わせから出演してくださる方々のスケジュールや内容の調整。
そして現場では打ち合わせ通りに抜けがなく撮影できているか確認しながら、通訳のように意図するまだないものに向けてそっと方向修正など…

細かいことではあるけれど、2分先、10分先、30分先には何が必要になるかを想像し、先回りして準備しておくことの繰返しかも。

私生活では周りに配慮することのない自己中なため、気を回すことが第一の立ち会いの仕事は拘束時間以上に疲労するのだ。

集中力も必要、精神バランスも重要。
ひとりでもピリピリしはじめると決して良いものにはならないので、雰囲気作りや不安へのフォローも重要だと、最近やっと気づいてきた…

初対面の方や、1件のことでしか会わない方と作り出す現場の雰囲気は、会社名でも肩書きでもなくパーソナリティーが作り出す。

人に教えたり伝えたりできない自分の経験や考え方次第の仕事だと思う。

私は現場では段取りよく事が運ぶように口は出さずに作業し、準備する役割が多い。
なぜなら、制作者ではないので出来上がりの画がきちんと見えていないから。

制作者は逆に妥協なく自分のセンスで出来上がりを見据えて可能、不可能を考えずに撮りたいものを指示してくれる。
私に意見は必要ない。

現場ではこうした暗黙の役割分担を早くに察知し、その場で求められる役割を果たしたいといつも思う。


テレビ通販の立ち会いを始めた頃にはまったく理解できなかった役割が、最近はつかめるようになったけど、その内容を引き継げるとは思えない。

したがって、現場には自分が行くのが最適だと思うので、こうして予定が重なると忙しいわけだ。
仕事ができるからじゃなくて、仕事をやってきたからできるようになった仕事って、代わりはできないなあ。と思う。

シャチョーが採用の面接したり、全体が動く生産コントロールを私がしたり、そんなことも代われない仕事。

でも、今回、こんなに立ち会いが重なっても耐えられたのは持ち物準備などをスタッフが完璧にしてくれたから。
現場は私しか行けなくても、現場に行くまでの準備っちゅーのが8割分くらい気をはる仕事なんだわさ。

現場いって、あれがねーの。これがたりねーの。は凍るので…ピリピリするし、最大限の仕事できないし…
そのあたりの緊張感を察しつつ、社内で準備することを人に任せられるようになるとは…
そして私以上にしっかりとやってくれたのには、本当に嬉しかったし助かったあ…


もちろん、立ち会いはイレギュラーな仕事なので本来業務もてんこ盛りだし、面接や面談もあったりでヘトヘトなんだけど、それでも耐えられたのはその状況を察して全力サポートしてもらえたからだなあ。

スタッフの入れ替わり時期で凹むこともあるけど、こうして大変なことを共有していける仲間のために、おばちゃんは頑張ったよ!

さてと、ひと波乗り越えたっと♪