かっこよかった・・・ | 深夜のしゃべりたい欲を満たすひとりごと

深夜のしゃべりたい欲を満たすひとりごと

記憶力皆無の脳を助けるための日記

今日、お話を聞かせてくれた社長さんは64才。


企業して12年だから52歳のときに作った会社かぁ。


サラリーマンで働いていたけど、死に物狂いでその会社の成長を願い働いたけど、同族会社でほどよく成長したところで会社を身売りしちゃったんだって。


んで、そのときに辞めようとしたら、彼の下で働く社員のためにも6年は残れと売却先企業に言われ6年働き、志を持って企業。


あと2~3年で上場をしようとしているというので、何故上場したいのか聞くと、社員に社長を譲りたいからだと言う。


また、部署はそれぞれ独立企業として起業できるように管理職を経営者スクールに通わせていると言う。

そういう経営感覚を持たなければ責任感は生まれないとも。


今の悩みは、カリスマ社長として社員や取引先に慕われていることで、死ねない。と。


もし自分に何かあっても、社員と築いてきた、社員が築いてきた会社を継承させて存続させたいのだと。


販売があっての経営だ。とも。


若くして起業する人もいれば、中堅で独立、起業する人もいる。定年後に起業する人もいるし、それぞれの経験はすべて異なる。


私は起業したわけではないが、社員を思うと「志」がある会社というのは、それはそれで働く意味を見つけやすいんだろうなぁ・・・と思った。


私程度でも、今、私は死ねない。と思うけど、年齢的には引退はまだ考えなくてもいいし、まだまだ始まったばかりくらいに思っていた。


一緒に成長していく社員や会社の将来まで視野に入れていくこと。そこを見据えて起業したことが、とってもかっこよく思えた。


それでも、初期メンバーと違い軌道に乗ってから入社した社員との温度差を感じるという問題はあるようだ。


それに関しては、以前聞いた話を思い出す。メンバーが増えれば増えたメンバーとは温度差を感じるがその分、初期メンバーとの結びつきが強くなる。それを繰り返しながら組織はでかくなるのだと。


そして、その話をきいたときに私たちは、そのような組織図を求めなかった。


1対1の関係を持てる人数で、規模でやっていきたいと思った。


下っ端も、後輩も、窓際もいらない。少数精鋭で肩書きは違えど尊敬しあえる仲間とやっていきたい。それは変わらない。


志の高い経営者のお話をきけて、とても、とても、かっこいいと思った。