みゆきのコンサートにいってきた。
相変わらずの声量と変幻自在な歌声、伝えるための技をもち、伝えるべき思想をもち、伝えるための言葉をもっている。
2時間の芝居や3時間の映画で伝えることを5分の歌で伝えられる人は少ない。
中島みゆきに驚いている隙はなく、すぐにその世界で中身を共有するのが気持ちいい。
楽しんだり聴いたり見たりしにきた一見さんには驚きで4曲くらいは脳が混乱を起こすのでは?
テレビで一曲歌う。って形式に向かないのは言うまでもないが、コンサート向きなのかも不明。
私にしてみれば、視覚のない世界で音楽だけで伝わるのが一番濃いと思ってる。
コンサートに行くのは、それを造り出している天才が実在するのを確かめたい。そんな気持ちから。
レコーディングの技術だけでなく歌唱自体が圧倒的な迫力をもっていることが、改めて確認できたから大満足。
帰りに食べた牛タンのシチューおいしかった…