歌旅 | 深夜のしゃべりたい欲を満たすひとりごと

深夜のしゃべりたい欲を満たすひとりごと

記憶力皆無の脳を助けるための日記

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去年見に行った中島みゆきコンサートがDVDになったから見てみた。
生で見たときの迫力が蘇った。

スゴいとか好きとかじゃなくて、なんなんだろうねぇ。この迫力…
メイキングがついてて楽屋ではしゃいでる姿をみればみるほど、ステージでの本人が神憑り的に人とは思えない。

巫女みたいな感じかな。
孤高の歌姫か。

声の迫力を別にしても、日本語の使い方が好き。

最近はすっかり野太い神経だから、歌詞にやられまくることはないけど、もっと弱かったときはモロに励まされたりしたなぁ。
あ、強がってみた。今でも相当やられるわ。

伝える中身を持ってるし表現をできるのはもっと素晴らしい。
誰にもできないことを自分だけでしている姿もかっこいい。
周りが豪華ならそれ以上に実力を発揮してしまう孤独感。
女であることがマイナスにもプラスにもならない当たり前な感じ。

性別や年齢に関係ない人としての潔さと突き抜けるような才能。

そんなものと同時に、いいものが売れるとは限らない世の中だけど、いいものはあり続けるんだとも思う。

新しいものをわざわざ探して好きになることはしていないけど、自分の半径2メートルにあるものからより多くを吸収して、活かしていく力は大きくなっている。

私は年を重ねたなりの私だなぁ。と思う。

こーやって歌を聴いたりニュースを見て、照らしあわす価値のある自分でありたい。
なんでもいいから自分を生かす場をこれからもずっと持っていたいと思う。
今はそれが仕事になっているから幸せだ。

自己実現のための仕事って、きっと今の私のような人じゃないかな?

もうそんなに大それた希望や夢はないけど、守るものだってそんなにないから、自由と責任のいいバランスのまま生きていたいな。